「CuBox-i4Pro」が壊れた・・・( ̄∀ ̄メ)と言うことは以前に報告し、そして多くの方の助言によって「CuBox-i4Pro」が復活したことも報告しました。
しかし、その後、再び同じような悪夢に見舞われました。
今度もまた、普通に音楽を聴いていたときに、「ブチッ!!」と言う音とともに再生がストップし、「何じゃ?」と思って「CuBox-i4Pro」を見てみると前面の赤いランプが消えています。「アレッ?」という感じで電源を何度かオン・オフしたのですが赤いランプはつきません。
症状は前回と全く同様です。電源をオンにすると、光出力端子が少し赤く光るのですがすぐにそれも消えてしまって、全く反応がありません。
何だまたか!と思いつつリセットボタンを何度か押してみたのですが・・・今度は何度やっても復活しません・・・。
その後いろいろ対処してみたのですが、復活する気配がありません。
これは実にもって困った話です。
「CuBox-i4Pro」が叩き出す音の世界は文句なしに素晴らしいのですが、結構再生途中に「音飛び」がする傾向がありました。ところが、「音飛び」だけでなく、こういう形で突然動作しなくなってしまうとこれは「使い物」になりません。
はたして、この不安定さは、私がつかんだ「CuBox-i4Pro」固有の問題なのか、それとも「CuBox-i4Pro」自身にそのような不安定さがあるのか現時点では判断しかねます。前回も触れたように、昨年の末にもう一台注文してあるので、おそらく近いうちにもう一台イスラエルから届くと思うのですが、それをもまた同じような不安定さを見せるならば、「CuBox-i4Pro」自体にそのような不安定さがあると判断しなければいけません。
ただし、この音を聞いてしまうと、これに変わる小型PCを探さなければいけません。
ネット上を探っていると「SAPPHIRE Announces the EDGE DS8 Mini PC」なんてのがありましたね。
「4コアTrinityのAMD A8」に「8GBメモリと64GB SSDを内蔵」しているようで、サイズは「168 mm x 235 mm x 46 mm」とそれなりにコンパクトです。かなりしっかりとした金属筐体のように見えますし、何よりもヒートシンクのように見える外観がまるで小型のパワーアンプのようです。
それ以外にも、探してみるといろいろ面白そうな小型PCが出回っています。
「Alix」や「CuBox」に注目が集まったのは「ハード構成がシンプルでるであればあるほど音がよい」という法則に従ったからでしたが、「CuBox-i4Pro」の音を聞いてしまうと事はそれほど単純ではないことに気づかされました。もちろん、不要な装備は百害あるだけですが、マルチコアのCPUや余裕たっぷりのメモリは明らかに音質向上に寄与することは事実のようです。それに、とりわけ「Alix」や「CuBox」のような切り詰めた構成はある種の不安定さを内包していますから、もしかしたらそれがどこかで足を引っ張っている可能性もあります。
もう一台届く予定の「CuBox-i4Pro」も同じ運命をたどるようだったら、違う道を探る必要があるのかもしれません。
yungさん
CuBox-i4Proの不調残念ですね。
当方は、その後、古いXPマシンにLinuxをインストールしました。
インストールファイルが途中で何度もクラッシュして、かなり手こずりましたが、4回目に成功しました。
なにぶん古いPCなので、動きが遅いのですが、そのPCを使って、CuBox-i4のマイクロSDを何とか作ることができて、今はそれで聴いております。
今回は、mpd.conf を特に細工しなくても、音がでました。
mpd.conf の内容を見ると、最初に作ったのとは、違ってました。
何で違ってしまったのか、Linux 超初心者の自分にはまったくわかりませんが、
作り方で微妙に違ってしまうのですかね・・・・
当方の、CuBox-i4Pro は音飛びもなく、きわめて順調なので、yungさん機器の不調は、固有のものではないのかと推察いたします。
なにぶん、ベンチャー企業の製品なので、ネットを読んでいると、部品の構成等でも、個体差が有る様なので、当たり外れがあるのかも知れませんね。
今度、届くものが、順調に動作してくれると良いですね。
また、今回のマイクロSDカードの作成に当たっても、yung さんの記事を参考にさせて頂ました。
いつも、本当に助かります。
ありがとうございました。
私のCubox i4も3/20頃に無事到着したのですが、初めに入っていたLinuxで動作確認しただけで、マイクロSDカードも作成せずにそのままになっています。また、yungさんの「初心者のためのCubox i4へのMPDインストール」といった記事が出ないかと思っているところです。
yung さん
はじめまして。t-ta といいます。
Cubox-i の貴重な情報ありがとうございます。
私も yung さんと同じような Cubox-i4Pro の症状に悩まされています。
yung さんもご存知かもしれませんが、Cubox-i4Pro は 起動に利用する
ソフトウェアの u-boot の問題のため、特定のSD カードのタイプでは
ほとんどの場合に起動しないことがあるといった記述が Cubox-i4Pro の
公式 Wiki ページにあります。
http://imx.solid-run.com/wiki/index.php?title=Common_problems
該当箇所を引用します。
—– ここから、引用 —–
If this does not help, please try another card of a different
type. There is some evidence that certain card types can’t be read, or
don’t work most of the time, because of an issue in U-boot. If that is
the case, please report the exact card type on the forums. This
problem will go away once we switch to the barebox bootloader.
—– ここまで —–
そこで、Cubox-i4Pro が安定して動作する SD カードを知りたいと思っています。
Cubox-i4Pro が問題なく動作している方から、このメーカーのどの
ClassのSDカードで問題なく Cubox-i が動いているという情報が頂けたらと思い
投稿します。
私の手元の Cubox-i の症状を参考までに以下に記します。
Cubox-i4Pro の光出力端子は赤く点灯したままで消灯することはないのですが、
フロントの LED が点灯せず Linux の起動に至りません。
yung さんが紹介されている Cubox-i のイーサネットの口の下の
リセットボタンと思われるボタンを押しながらの起動を何度も
繰り返して、一旦は Voyage Mubox が起動したのですが、yung さんと
同様に音楽再生中に Cubox-i がハングアップしてしまいました。
その後は何十回と電源の再投入を繰り返しますがフロントの LED が点灯せず
Linux の起動に至りません。シリアルコンソールで確認すると u-boot の
読み込みに失敗しています。
シリアルコンソールに記録されるのは以下のようなメッセージです。
U-Boot SPL 2013.10-rc4-g3fd848b (Mar 03 2014 – 21:58:40)
Boot Device: SD1
MMC: block number 0x401 exceeds max(0x40)
reading u-boot.img
Load image from RAW…
MMC: block number 0x55 exceeds max(0x40)
spl: mmc blk read err – 0
spl: wrong MMC boot mode
### ERROR ### Please RESET the board ###
私が起動の失敗を確認しているのは、以下の 4 種類の SD カードです。
Panasonic Class 10 4GB
Toshiba Class 4 4GB
Transcend Class 4 4GB
Silicon Power Class 10 32GB
勿論、私の Cubox-i にハード的になんらかの不具合がある可能性もあるので
上述の SD カードと Cubox-i の組み合わせがまずいと決めることはできません。
Voyage Mubox はダウンロードサイズが大きいので、私が SD カードに
書きこんでいるのは Cubox-i の公式 Wiki ページで紹介されている
Mini-Installer イメージです。圧縮された Mini-Installer イメージ
(busybox.img.xz) は3MB 程度のサイズしかありません。
○Mini-Installer の紹介
http://imx.solid-run.com/wiki/index.php?title=Beginner%27s_guide#Mini-Installer_Image
ダウンロードした Mini-Installer イメージ(busybox.img.xz) を Linux 上で
以下のコマンドを実行してSDカードに書き込み使っています。
$ xz -dc busybox.img.xz | sudo dd bs=1024 of=/dev/mmcblk0
こんなことを書くと叱られるかもしれませんが、私と同じような症状を経験しているのが自分だけでないとわかるだけでも、少し気が楽になります。(^^;・・・不幸なのは私だけじゃない・・・ごめんなさい。m(_ _)m
私が当初使っていたのは「Sandisk」のものです。
しかし、だめならば最初から起動しないわけで、最初は極めて順調に動いていて、それが突然ハングアップするというのは、SDカードの問題というよりはハード的な問題ではないかと思っています。
とにかくもう一台注文しているので、そちらでも同じような問題が出るならば「Cubox-i4Pro」は使えないと判断するしかないようです。
ただし、今日アップしたのですが、このハングアップのおかげで、それに代わるものはないかとネット上を探っていて「lightMPD」というレガシーな「CuBox」で動作するシステムを発見しました。ちょっと雰囲気の変わった面白い音の世界を描き出してくれるので、しばらくはこれで遊んでみようと思っています。
貴重な情報、ありがとうございます。
私も一度「Mini-Installer イメージ」で起動するかどうか試してみたいと思います。
yungさん
初めまして、Rockyと申します。
yungさんのお陰でVoyage MPD Starter Kitを導入することができ、最近は「CuBox-i4Pro」で「MuBox」を楽しませてもらっております。
大変感謝しております。
さて、私の場合、Voyage MPD(ver 0.7)をインストールした静音PCとVoyage MPD Starter Kit(シンさんヴァージョン)からそれぞれ、microSDカードに書き込みました。いずれも
apt-get update
apt-get install curl
apt-get install dosfstools
が必要で、yungさんの投稿がなければ、私だけではとてもできなかったと思っております。
使ったmicroSDカードは
Transcend Class 4 4GB
Gigastone Class 4 4GB
で、双方とも起動に成功し、このうち、Transcend Class 4 4GBのほうにIPアドレスの固定とNASのマウントを行って使っています。
同じTranscend Class 4 4GBでも起動したりしなかったりとは、「CuBox-i4Pro」の個体差なのでしょうか。
現在までにCDを20枚分くらい聴いていますが、今のところ安定しており、音飛びもありません。
いつハングアップしないかと心配しながら使っていますが、出てくる音は、まさにyungさんがご指摘されているとおりで、つい時間を忘れて聴き入ってしまうほどです。
また、DDコンバーターですが、UDIF7だと、小さなプチプチノイズが周期的にでます。OnkyoのND-S1、ND-S1000、JAVSのX-DDCplusは特に問題ありませんでした。
私は、どんなDDCが問題なかったかとの情報をいただけたらと思っています。特に、FireFace UCXに関心があります。
yung様、以前にも投稿したことのあるものです
私にはもうどうにもできないので、お力をお貸し下さい
私はCuboxにMuboxをインストールして、外部NASを使い
Windows機からGMPCで音楽を聴いているものです
今回NASがトラブルを起こし、NAS復旧後(Windowsからはアクセスでき、IDもパスも維持できています)GMPCで接続しようとすると
”error code 13: problems connecting to "192.168.11.4" on port 6600”というエラーコードが表示されます。
実はCubox側のトラブルと勘違いし、Muboxを再インストールして諸設定を行って、GMPCも再インストールした後、このようになりました
貴掲示板の記事を参照して、サーバが立ち上がっているかどうかmpcコマンドで確認したところ’error: Connection closed by the server’と表示され、サーバーが閉じている模様です
MPDコマンドでは
output: No “audio_output” defined in config file
output: Attempt to detect audio output device
output: Attempting to detect a alsa audio device
ALSA lib pcm_direct.c:980:(snd1_pcm_direct_initialize_slave) unable to install hw params
ALSA lib pcm_dmix.c:1030:(snd_pcm_dmix_open) unable to initialize slave
alsa: Error opening default ALSA device: No such device or address
output: Attempting to detect a oss audio device
oss: Error opening OSS device “/dev/dsp”: No such file or directory
oss: Error opening OSS device “/dev/sound/dsp”: No such file or directory
output: Attempting to detect a pulse audio device
Assertion ‘m’ failed at pulse/thread-mainloop.c:232, function pa_threaded_mainloop_get_api(). Aborting.
Aborted
と表示されます
mpc versionでは’error: Connection refused’
/etc/init.d/mpd restartの結果は
[….] Starting Music Player Daemon: mpdFailed to load database: Failed to open database file “/var/lib/mpd/tag_cache”: No such file or directory
. ok
と、なります
SSH(TERA TREM)は接続できます
どうしたらよいか、ご教示をお願いいたします
追伸
CuBox-i4Proのことではなく申し訳ありません。
「貴掲示板」とかいたのは、実はみみず工房様の掲示板記事のことでした
重ね重ね申し訳ございません
t-ta さん
遅くなりましたが、ご報告させて頂きます。
当方が使用して動作に問題がないmicroSDカードは下記のとおりとなります。
Toshiba Class 10 4GB
Toshiba Class 10 8GB
Transcend Class 4 4GB
t-ta さんが使用して駄目なmicroSDカードが入っていますが、当方では問題なく動いております。
やはり、機器の個体差があるのでしょうか?
CuBox-i4Proに限らず、以前のCuBoxについても、色々なサイトで書かれている音飛び等の不具合は
当方では、起きていないので、たまたま運が良かったのかなぁ?
あまり、参考にならないと思いましたが、一応記載させて頂きました。
bee_suke さん、皆様
情報ありがとうございます。
皆様の情報から、Cubox-i4 で Transcend Class 4 4GB は問題なく
使えている様子が分かりました。
yung さんの情報では Sandisk のSDカードが当初は問題なく動作していたと
ありました。
Cubox-i4 が問題なく動いてますよという書き込みを複数いただいて、
どうも私の Cubox-i4 がハード的な不具合を起こしていると考えたほうが
良さそうに思えてきました。
時間が取れる時に SolidRun の Forum に、問合せを出してみようか
と思います。英語で問合せなので、敷居が高くていつになるか
わかりませんが。
先日、USBメモリからブートしたubuntuからcubox-i1のMuboxをインストールしたことを書き込んだ者です。
予備にもう一枚のマイクロSDを作っておこうと思い、同じような手順をとったつもりがなかなかうまくいかず、結局ノートPC(CF-R6)のHDDにXubuntuをインストールし、その上でマイクロSDにCuboxをインストールして成功しました。
どうやら、USBメモリから起動したubuntuは、USBアダプタとマイクロSDを挿入すると自動的にマウントされます。これがダメだったみたいで、HDDにインストールしたXubuntuでは、自動的にマウントされません。マウントされないまま、yungさんのやり方を参考にしてインストールすると、正常に完了し、Cubox-i1でも快調に動作しています。
Combo384とm-takeさんのDSD対応PCM1792基盤で、DSD128をノイズも音飛びもなく、素晴らしい音で再生しています。
t-taさん
私がインストール成功して、Cubox-i1で問題なく動作しているマイクロSDHCは以下のものです。
SilikonPower 4GB Class4
ADATA 8GB Class10
PQI 16GB Class10
PQI 32GB Class10
みな安物です。上の2つは、何回も起動・終了を繰り返して問題なしです。下の2つは、手持ちのものに試してみたのですが、数度の起動・終了と再生音に問題はありません。
ただし、以前にRaspberryPIのvolumioをインストールしてあったものを使ったとき、正常にインストールできたのに、Cubox-i1で前面の赤ランプが灯かず起動に失敗。Windowsで、フォーマット(クイックにしてもしなくても)してもダメ、IOデータのハードディスク・フォーマッタを使ってもダメで、Linux側でパーティーションの削除と再フォーマット(ext4)したら成功しました。
RaspberryPIのvolumioだと、以上のことは不要です。なぜなのか私にはさっぱりわかりません。
以上、よくわからない中での中途半端な報告です。
Jiro さん
情報ありがとうございます。
Linux でSDカードのパーティションを一旦削除後にパーティションを再作成し
ext4ファイルシステムを作成してから mini-installer を書き込みました。
残念ながら、私の Cubox-i4は起動しませんでした。光出力端子は赤く光りますが、
フロントのLEDが点灯しません。
パーティションの再作成とext4ファイルシステムを作成はGpartedを利用しました。
mini-installer は以下の dd コマンドで書き込みました。
$ xz -dc busybox.img.xz | sudo dd bs=1024 of=/dev/sdf
以下のカードで試しますが上記の通りの症状でした。
Transcend 4GB Class 4
Toshiba 4GB Class 4
Silicon Power 32GB Class 10
なかなか私のCubox-i4は厄介なようです。
yungさん、みなさんこんにちは
私もこちらのサイトを参考に無事Cubox-i1にMuBoxをインストールできたのですが、その後いろいろいじっているうちにみなさんと似たような症状(起動できなくなる、再インストールしても起動しない、などなど)に遭遇しました。
私も当初はmicroSDの相性問題なのかと思いましたが、こちらの環境(Adata, Toshiba, Transcend)では場合によってインストール後の起動に成功したり失敗したりとランダムでした。
フォーマットを工夫したり、インストール用のLinux環境を変えてみたりいろいろやったのですが、結局一番成功率が高かったのは、インストールイメージをもう一度最初からダウンロードし直して、インストールしてみるというなんとも理屈にあわない方法でした。そして無事に起動し動作したmicroSDのイメージは、DD for Windowsを使ってddiイメージ化していつでも他のmicroSDにそのままコピーできるようバックアップしておくというものでした。
こちらの環境では無事に起動して動作したイメージは、DD for WindowsでほかのmicroSDにまるごとコピーすれば、必ず起動して動作してくれます。
以上、ご参考まで。。。