XPの寿命が尽きたのでこの4月から仕方なしにWin8に移行しました。10年近くXPで何の不自由もなかったので、いらぬ出費と引っ越し作業のために少なからぬ時間と手間を強いられるというのは迷惑この上もないのですが・・・、仕方がありません。
ただし、XPになくてそれ以降のバージョンに搭載されたのが「Wasapi(「ワサピ」と読むそうです)」というカーネルミキサーを通らずに再生ができるモードです。今回、この「Wasapi」というモードでどの程度の音質改善ができるのか試してみました。
この数年は、メインシステムで音楽再生をするためにWindowsを使うことは全くなくなったのですが、パブリックドメインとなった録音を紹介するサイトを運営しているので、その音源(MP3)のクオリティを確認するためのサブシステムではWindowsを使っています。その意味で、このモードでどの程度の音質改善が実現されのかは気にはしていたのですが(こういうサイトを運営していると、サイトユーザーの一般的な再生環境に近い状態でどの程度のクオリティが保たれているのを確認するのはとても重要なのです。)、仕方なしにWin8に移行させられたおかげで漸くにして確認できました。
いらぬ出費と手間を強いられたのですから、それくらいの見返りがなくては見合いません。
まずは「Wasapi」についてのあれこれ
最近のPCオーディオと言えば先端の話題はすべてLinuxに移行してしまって、Windowsのことが取り上げられることはほとんどなくなってしまいました。ですから、遅れてこの世界に参入した人にとって、Windowsのカーネルミキサーの話はかえって分かりづらくなっているかもしれませんので、過去記事から少しばかり引用させてもらいます。
PCオーディオを始めようより引用
『PCでオーディオを扱うときに最大のネックとなるのが、Windowsの「カーネルミキサー」と呼ばれるものです。
PCが扱う音楽ファイルには様々な種類があります。しかし、実際にPCを操作していてその様な違いを意識することはほとんどありません。何故なら、Windowsでは音声データは全て「カーネルミキサー」と呼ばれるところを通過するように設計されていて、その「カーネルミキサー」においてビット 数やサンプリングレートの違いなどを吸収しているからです。
便利と言えば実に便利なのですが、実はPCオーディオに挑むものにとってはここに深刻な問題が発生します。
それが「カーネルミキサー」のクオリティに関わる問題です。
基本的にPCは音楽再生に特化したツールではありません。ですから、「カーネルミキサー」に音楽再生にも耐えられるほどのクオリティを期待するの は無理です。事実、「カーネルミキサー」のクオリティは「とりあえず音が出ればOK!」というレベルのものです。ですから、どれほどの注意力を持ってCD から音楽情報をリッピングしても、そのリッピングしたファイルを「カーネルミキサー」を通してしまったのでは、せっかく注意して汲み上げた清水に泥水を ぶっかけるようなものです。ですから、PCオーディオを志すものにとっては、「カーネルミキサー」はどんなことがあっても迂回しないといけないのです。
ところが、なんと!・・・Windowsにはその仕組みが用意されていないのです。
Windowsにはいくつか我慢の出来ない部分がありますが、この「カーネルミキサー」をパス出来ない仕様もその様な「我慢できない」部分の一つです。』
XPまでは、この「カーネルミキサー」をパスする仕組みがなかったのですが、さすがにそれはまずいとマイクロソフトも思ったようで、Vista以降のヴァージョンからはパスする仕様を組み込みました。その仕組みが「Wasapi」と呼ばれる「排他モード」なのです。
しかし、ここまで読んで、「あれっ、XPでもASIOを使えばカーネルミキサーをぱすできたんじゃないの?」と思った人がいれば、あなたはかなり鋭い!
そうです、XPでもASIOを使えばカーネルミキサーはパスできました。ですから、上の引用部分の続きにこう書いていました。
『PCを音楽再生のツールとして使うのならば、何があってもこのWindowsの「仕様」をクリアする必要があるのです。では、そんなこと が出来るのかというと、答えは「YES」で、その心強い味方が「ASIOドライバー」と呼ばれるものなのです。「ASIO」は「アジオ」と読み、ドイツの スタインバーグという会社が開発したものです。・・・ですから、オーディオインターフェイスや音楽再生のためのソフトを考えるときに、絶対にはずせない条件がこの「ASIO」に対応しているかどうかです。どれほど魅力的で使い勝手のいいものであっても、PCオーディオを志すものにとって「ASIO」に対応していないというのは、その時点で100%選 択の対象から外されることになります。』
「Wasapi」と「ASIO」はカーネルミキサーをパスするという目的は同じなのですが、そのパスのさせ方が違うのです。
「ASIO」はPCに接続するインターフェイスに「ASIOドライバ」を組み込んで強引にカーネルミキサーをパスさせます。ですから、インターフェイス(ハード)と再生用のアプリケーション(ソフト)の両方がASIOに対応している必要がありました。
それに対して、「Wasapi」はOSの標準機能として搭載されていますから接続されるインターフェイス(ハード)は基本的には選びません。必要なのは再生用のソフトがWasapiに対応していることだけです。
ASIOドライバが組み込まれているインターフェイスは高価な機種が多かったので、ハードを選ばずにカーネルミキサーをパスできる「Wasapi」の福音は大きいと言えます。
foobarにWasapiを組み込む
Windowsでの再生ソフトに何を使うのかは難しい問題なのですが、いろいろな条件を勘案すると私は現状では「foobar」がベターだと考えています。そのあたりのことは「foobar2000の優秀さ」で詳しく書いてみました。
使い勝手が良くて圧倒的に安定性が高いことも素晴らしいのですが、音質面においてもトップではないものの常に2番手に付けながら先頭グループの動向に機敏に対応する柔軟性をもっているのが素晴らしいです。
具体名は挙げませんが、その時々にとんがった提案で最高レベルの音質を実現したソフトはたくさんありました。しかし、ドッグイヤーのこの世界において、そう言うトップレベルのクオリティはすぐに別の提案によって取って代わられました。そして、当然のことかもしれませんが、そう言うとんがった提案で一時代を築いたソフトは二番手に転落すると開発がストップしてしまっていつの間にか消えてなくなってしまいました。
PCオーディオにおける再生ソフトの歴史はそう言う死屍累々の歴史でした。それだけに、そう言う修羅場の中でしぶとく生き残ってきたfoobarはとんでもなく偉いのです。
ですから、Windowsの側が「Wasapi」というモードを開発すれば、foobarの側もすぐに対応してくれます。そのあたりの信頼感は絶大なものがあります。そう言えば、最近話題のDSDファイルに対する対応も素早いものでした。
foobarnにWasapiを組み込むのは簡単です。
foobarのComponentsページにいって、「WASAPI output support 3.2.3」をダウンロードしてきます。「WASAPI.fb2k-component」というファイルが落ちてきますのでそれをクリックすればインストールが完了です。
foobarを起動して設定画面を開きます。(「Library」→「Configure」)
この設定画面から「Components」を確認して以下のように「WASAPI output support」が組み込まれていればOKです。
次に、「Output」画面で「Wasapi」モードが組み込まれているかどうかを確認します。
この画面は、とりあえずOnkyoのND-S1をPCに接続したときのものです。
見ると、「Wasapi(event)」と「Wasapi(push)」という二つのモードが表示されています。調べてみると、WasapiはOS標準の機能なのでハードは選ばないことになっているのですが、一部の古い機種ではうまく動作しないものがあるようなのです。そう言うときのために後から追加されたのがWasapi(event)らいいです。
しかし、手持ちのあれこれのインターフェイスを試してみると極古(ゴクフル)の機種ではWasapi(push)では音も出ず(--;、Wasapi(event)を選んでも音飛びが起こる機種があります。しかし、そんな古い時代からPCオーディオに取り組んでいて、そう言う極古のインターフェイスをたった一台だけ後生大事に使い続けているというのはきわめてレアなケースでしょうから、一般的にはWasapiはハードを選ばないといっても誇大広告とは言えないでしょう。
なお、「Wasapi(event)」でも、「Wasapi(push)」でも正常に動作するときにはどちらを選ぶ方がいいのか?と言う問題が発生するのですが、それに関しては後でふれたいともいます。
Wasapiの音質改善の効果
さて肝心なのはWasapiの音質改善の効果です。
現状のサブシステムの構成はザックリですが以下のようになっています。
- PC:Win8(CPU:Corei5・Memory:8G)
- USB-DDC:Onkyo ND-S1
- DAC:BENCHMARK DAC1
- Pre AMP:ARCAM C31
- Power AMP:YAMAHA MX-1
- SP:SunValley kitLS3/5a
スピーカーの「kitLS3/5a」はサブシステム用に買い込んだものですが、それ以外はメインシステムから都落ちしてきた機種ばかりです。
kitLS3/5a・・・小さいですがなかなかにいい音です(^^v
スピーカーはロジャースの「LS3/5a」の純正部品を使ったキット製品なので組み立ての手間は必要ですがサブシステムに組み込むにはぴったりの音質とクオリティをもっています。それ以外のUSB-DDCからパワーアンプまでのラインも一度はメインシステムに雲込まれていた機種ですから、トータルとしては音質のチェックをするには十分なクオリティはもっていると思います。
まずは、フルニエによるバッハの無伴奏チェロ組曲(1960年録音)を通常のモードで聞いてみます。再生ファイルはMP3です。
スピーカーとスピーカーの間に3次元映像のようにチェロが浮かび上がる雰囲気は悪くはありません。野太いチェロの低声部もしっかり表現してくれるので、これだけを聞けばそれなりに納得のいくクオリティです。
そこで次に、「Wasapi(push)」モードで再生します。通常のモードで聞いていたときは、それだけを聞けばそれなりに満足できるレベルだったのですが、「Wasapi(push)」モードで聞いてみると先ほどの再生音はかなりくすんでいたことに気づかされます。音の解像度と透明感にはかなり大きな差があります。
なるほど、これを聞くと改めてWindowsのカーネルミキサーというのは利便性のためにかなりいらぬお節介をしてくれていることがはっきりと分かります。XPのSP1からはこのカーネルミキサーのクオリティはかなり改善されているらしいのですが、それでも通らなくてもいいところを通らないというのはやはりメリットは大きいようです。
やはりWasapiモードはかなり偉いのです。
次に、オーケストラ曲と言うことでコンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーベン:交響曲第3番(1960年録音)を聞いてみました。
違いはこちらの方がさらにはっきりしています。
Wasapiモードでは明らかに低域のラインが見えます。通常モードではコントラバスの動きがもごもごして何をやっているのかはよく分からないのですが、Wasapiモードだとはっきりと見分けることができます。また、低域がぐっと沈み込んで響きも力強くなります。さらに、音場を覆っていたようなくすみもすっきりするので、たとえば第2楽章冒頭のあのオーボエのソロも空間にはっきりと定位します。このあたりの生々しさは通常のモードでは絶対に表現できない世界です。
オーケストラ曲のような楽器の多い音楽ではWasapiモードの圧勝です。
最後に中島みゆきの「捨てるほどの愛でいいから」でポップス曲もチェックしてみました。
これも明らかに、通常のモードだとなんだか薄いドアが一枚間に挟まっているような雰囲気です。冒頭のハープ(だと思うのですが)の演奏もずいぶんといい加減につま弾いているように聞こえてしまいます。この部分はWasapiモードだと実に端正につま弾いていることがはっきり分かりますから、演奏家にとってはたまったものではありません。
当然のことながら、Wasapiモードの方が中島姉さんの歌は2ランクくらい上手に聞こえますし、最後の泣き節にこもる情感は半端ではないです。
これもまた、Wasapiモードの圧勝ですね。
eventモードとpushモードの違い
しかし、ここでもう一つの問題が残っています。それは同じWasapiモードでも「event」を選ぶのか「push」選ぶのかという問題です。
ネット上を探ってみると、このモードの違いはほとんどないのでどちらでも安定して動作するならばどちらを選んでも問題はないと書いてる人が多いようです。
しかし、実際に聞き比べてみると、私の環境では「event」モードの方が「push」モードよりは透明感は保持した状態で少しばかり力強さが加味されるような雰囲気がありますので、好みとしては「event」モードの方に軍配があがります。
ただし、性分としてこの二つのモードの違いが分からないままにチョイスをするというのは釈然としないので、もう少し調べてみたところ、「イベント駆動モードとタイマー駆動モードの違いについて」というページにそれらしい解説を発見しました。
以下引用させていただきます。
- イベント駆動モードでは、WASAPIから、そろそろ次のデータを下さいというイベントが来たら再生スレッドが起き、再生スレッドは次のデータをWASAPIに送ります。再生スレッドが起床する時間間隔は、IAudioClient::Initialize時に設定した レイテンシー時間(PlayPcmWinでは、[出力レイテンシー]で設定した時間)で、このとき送るデータのサンプル数は、IAudioClient::Initialize時に設定した レイテンシー時間 x サンプリング周波数 (サンプル)です。
- タイマー駆動モードは、再生スレッドが自発的に一定間隔で起きて、オーディオデバイスのバッファの空きサイズを調べてその分のデータをWASAPIに送ります。再生スレッドが起床する時間間隔は、IAudioClient::Initialize時に設定した レイテンシー時間 ÷ 2です。
そして、一般的な結論として「同じレイテンシ設定でも、イベント駆動モードの方がスレッドが起きる頻度が少なくてすみ、 CPU負荷が低くなります。」と述べています。
と言うことは、やはり「event」モードで安定して動作し、さらには聴感上でも優位性が感じられるならばためらわずに「event」モードを選択した方がいいと言うことのようです。
最後に
なお、再生ファイルにMP3ではなくて非圧縮のWAVEファイルを使ったときの「foobar+Wasapi」はWAVE専用の再生ソフトとして音がいいことで有名だった「Wave File Player」と比べても遜色のないレベルにまで達しています。こうなると、使い勝手のきわめて悪い「Wave File Player」をWindows上で使い続ける意味はあまりないように思います。
もちろん、厳密に聞きくらべれば「Wave File Player」に若干の優位さはあるように思いますが、foobarの対応するファイルの広さや安定性を考えると普段使いとしてはやはfoobarを選びたいと思います。また、「Wave File Player」の開発はWasapiモードへの対応をアナウンスされながら2012年の末でストップしてしまっています。
そう言うことを考え合わせるとたゆみなく着実に進化を続けるFoobarと言うやつは実に偉いものだと思います。
yung さま こんにちは
「foobar+Wasapi」
リポートありがとうございます。
数年前から、実家で使い続けており、・・・
「Ver、up」毎に良くなる印象でした!
foobar2000、・・・
「音楽鑑賞が趣味!?」
の方々のご好意! 幸せです!
皐月吉日清治拝
Yungさん、いつも楽しみに拝見させていただいています。
私はつい最近までfoobar2000+WASAPIをデフォルトプレーヤーとして使っていました。
細身で透明感のある音質ですね。
ただ先月Vortexboxが2.3にバージョンアップされ、内蔵プレーヤーがVortexbox PlayerからSqueezeLiteに変更になりました。
これが大変な優れもので、ハイレゾ、DSDに完全対応し、おまけにギャップレス再生まで完璧になったのです。
音質は骨太で低域が気持ちよく伸び、なかなかのものだと思います。
静音サーバーとタブレットで再生可能ですので、騒音源であるPCを落としておけるのもメリットです。
Vortexboxはキャッシュの使い方がうまいのか、DMCにOrangeSqueezeを使うと、約3千枚のライブラリをアルバムアートを含め瞬時に表示してくれます。
このスピード感を一度味わうと並のNASには戻れません。
yung さんいつも有難うございます
「vortexbox」2.3をインストールしてみましたが、大変良好な結果が得られ満足しています。Sunmyさんの仰る通りV1.9と比較して特に低音がよく伸びレンジが広くなったような感じがします。
従来からそうですがクライアントにプログラムをインストールする必要がない事や管理が手軽なのが魅力です。
注意点はインストール媒体がネットインストールですのでその都度、インストール結果が多少違うようです。またインストールしたままでは例えば管理画面がちゃんと表示されないこともありました。インストール後にはrootで、用意されている「setup-vortexbox」を必ず実行する必要がありそうです。またブラウザによっては管理画面の表示が少し乱れる場合があります。
私の装置は超ローエンドなシステムでニアフィールドリスニングで小音量と言う環境ですが、プラグインで「Equalizer」がインストール出来ましたので、邪道かもしれませんが、これで低音をブーストして調整しています。私の環境では「アンプのトーンコントロール」や「Usb Dacの低音ブースト機能」を使うよりはきれいに聞こえますので、今はこの機能を機嫌よく使っています。
http://info.vortexbox.org/tiki-index.php?page=Inguz+DSP
Yungさん,Cubox-i4のVoyage-Muboxでお世話になりました。その後問題なく動作しています。
私もつい3か月前まではWindows7+foobar2000で音楽を聴いていました。その後ろはcombo384とmi-takeさんのDSD対応PCM1792のDACです。
DSD128の音源を中心に聞いています。このシステムでDoPでもASIO2.1でも素晴らしい音だと思っていたのですが,Cubox-i4+VoyageMuboxの音を聴いてしまったら,こちらしか聴かなくなってしまいました。
しかし,このYungさんのレポートを見て,改めてWindowsの方で聴いてみましたが,確かに綺麗な音だと思うのですが,細く立体感がありません。もっと感じたのが,音がふらふらして,安定感がないのです。プチノイズや音飛びの一歩手前,という感じでしょうか。私のフルレンジ(MG850)ではそこまで分からないのですが,ヘッドホン(STAX)で聴くと,不安定な音で,聴きたくなくなってしまいます。
そう思い込んでいるだけなのかもしれませんが,やはりCubox-i4+Voyage-MuboxさらにはRaspberryPi+Volumioの方が良いと感じています。
Jiroさま 音がふらふら、・・・
リポートありがとうございます。
ご参考になればと想い、・・・
昔の体験をちょっとだけ披露いたします。
私、40年ほど前からSTAXヘッドホーンの
音質のよさと歪の少なさ
を理由で使ってました。
でも悩ましいのは、・・・
LP・オープンリール時代でも
「頭上で音像がゆれる」
のです。
長時間の鑑賞は辛いと思っていました。
今、幸せです・・・
SSD/SDベースのシステム
DENON DNF400(SDプレイヤー)など
音像が揺れない傾向です。
お目汚しでした!
STAXヘッドホーンは、・・・
FLAC(WAV)で音楽鑑賞、素晴らしいです!
改めてWindowsの方、・・・音がふらふらして,安定感がないのです。
私も経験しまして、・・・
音楽データをSSDにおいたところ、安定しました。
WindowsXp+foobar2000システムをSSD3台で
改めてくみ上げましたが、安定してました。
DENON DNF400 (SDプレイヤー)でもやはり安定しています。
Seijiさん
音がフラフラ・・・私の思い込みではなかったようですね。
私もSeijiさんと同年代でしょうか?40年前からオーディオをやってまして
LP,オープンリールで楽しんでおりました。
カセットはその後だいぶ性能が上がりましたが,ノイズが多いオープンリールの方が
音が良いと思っていました。
その当時はヘッドホンで聴くなどということもなく,それで満足していたのですが
スピーカーで大音量で音楽を聴くことが出来なくなり,ヘッドホンになり,アラが聴こえる
ようになりました。
CDもほとんど持っておらず,アナログからCDを飛ばしてPC音源になりましたが
なかなか満足できる音に巡り合えず,生活が懸かっているので,オーディオに
ウン10万円もかけることが出来ず,欲求不満はたまる一方でした。
そんな時に出会ったのがRaspyやCuboxを用いる方法で,安定した音に感心しました。
SSDで改善ですか。音楽データだけでなく,Windowsやfoobar2000のシステムもSSD上
に置くということですね。
SSDもだいぶ安くなってきましたので,試してみようと思います。
ありがとうございました。
yung さま
「コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーベン」が出てきて、私は大変びっくりしました。 というのは「Win8でWasapiモードを聞き比べてみました。~やはりfoobarは偉い 」ということについて、私は何のことやら全く分からないのですが、突然私が50年前から敬愛してやまないコンヴィチュニーが現れた、そのことがあまりに突飛で新鮮だったから。 ほんとうに驚きでした。
今までまったく手に入らなかったコンヴィチュニーの指揮した古い録音が最近になっていろいろ出てきました。全く嬉しい限りです。
本題から外れたメッセージでした。お邪魔いたしました。
Nobu