さて、今回は「サンシャイン」の制震アクセサリの話題はひとまず脇に置いて、シンさんが提供してくれている「徹底チューニングされたVoyage MPD」について取り上げてみたいと思います。
今さら言うまでもないことですが、「Voyage MPD」は素の状態でも充分に素晴らしいクオリティをもっています。しかし、さらに突っ込んでチューニングすれば音質は確実に向上します。このチューニングには一銭もかかりませんので「趣味性」は抜群なのですが、Linux関連のかなり高度なスキルが必要ですし、危険性も伴います。そこで、誰もがこの「徹底チューニング」された「Voyage MPD」の音質が享受できるようにと提供してくれているのがシンさんのイメージファイルです。
ネット上でも、このシンさんヴァージョンの「Voyage MPD」の音の良さは話題になっているので私も興味を持っていたのですが、諸般の事情で手を出せずにいました。
その諸般の理由というのがこれです。
「電磁波吸収材」でぐるぐる巻きにしてしまったので、ケースが二度と開かない状態になっているのです。そのために、中の「CFカード」が取り出せない状態になっています。(^^;
もちろん、この状態でもSSH接続で操作すればチューニングは可能なのですが、ヘタをして壊してしまうと、結局は、せっかくの「電磁波吸収材」を剥がして「CFカード」を取り出さないといけなくなります。現状は、充分に満足できるレベルで機嫌よく鳴っているのであまり下手なことはしたくないというのが正直なところなのです。
よって、気にもなり、興味もあった「シンさんヴァージョンのVoyage MPD」なのですが、なかなか手を出せずにいました。
しかし、これまた諸般の事情で、思い切って確かめてみようと2週間ほど前に思い立ちました。
思い立った理由は二つです。
一つめは言うまでもなく、徹底的にチューニングされた「Voyage MPD」がどの程度の音がするのか確かめてみたかったこと。
もう一つは、一部で注目が集まりつつある「Raspberyy Pi」へのインストール方法として一番簡単な方法がイメージファイルを使う方法ではないかと思ったからです。つまりは、「Raspberyy Pi」が手元に届いたときの予行演習として、イメージファイルからのインストールを経験しておこうという次第です。
そんなわけで、2週間ほど前に、「Stater Kit」を一台発注をかけました。少し品薄になっているのか、手元に届くまでに10日ほどかかりました。そして、手元に届いた「Stater Kit」にシンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストールして音の確認をしているときに「Raspberyy Pi」の注文受付が始まった知らせが届いたわけです。まさに、ドンピシャリのタイミングでした。
シンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストールするための事前準備
いらぬ能書きはひとまず脇に置いて、取りあえずはシンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストールしてみましょう。
実は、このイメージファイルを使ったインストールは全てWindows上で行えますので、Linuxがらみのスキルは最後の最後で少しだけ必要(ネットワーク設定とNASの設定)となるだけです。ですから、「Linux」と言うことで二の足を踏んでいる方があられたら、一度は試してみる価値はあると思います。
まずは、シンさんのサイトへ行ってイメージファイルをダウンロードしてきます。
まずは、サイトを訪れて、「voyage MPD-日本語」をクリックします。
下のどちらからでもイメージファイルはダウンロードできます。
user-ID: alixuser
password: voyage
でログインができます。
ログインすれば、「File Station」1から以下のようにたどっていきます。
「120610-V085-xfs-3219rt30-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.rar」というのが最新ヴァージョンです。
有り難く、ダウンロードさせていただきます。
そして、落としてきたら、適当な解凍ソフトで展開します。
展開すると、「120610-V085-xfs-3219rt30-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.img」というファイルが生成されますので、これがインストールに使うイメージファイルです。
くれぐれも、「120610-V085-xfs-3219rt30-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.rar」のまま「CFカード」に書き込まないでください。
さて、ここからインストールを開始するのですが、以下のものを準備すれば、いとも簡単にインストールができてしまいます。
- Voyage MPD Starter Kit・・・これがないと始まりません。
- 4Gb程度の「CFカード」・・・これに「Voyage MPD」をインストールします。
- CFカードが扱えるカードリーダー・・・PC本体に付属していれば不要の場合もあり。
- DDforWindows・・・CFカードにイメージファイルを書き込むためのソフトです。
「Voyage MPD Starter Kit」はこちらを参考にして注文してください。海外に発注するのは不安だという方はかなり割高になりますが、「ヤマモト・ツール・ワークス」からも注文できます。
CFカードとカードリーダーは適当なものを用意してください。CFカードの品質によって音が変わるという「ややこしい話」も一部にありますが、そう言う話はここでは封印してください。
「DDforWindows」はこちらからダウンロードしてきます。
これで、準備は完了です。
シンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストール
まずは、CFカードを装着したカードリーダーをPCに接続して「DDforWindows」を起動します。おそらく、こんな感じで自動的にCFカードが認識されるはずです。
もしも複数のメディアが接続されているときは「ディスク選択」をクリックして目的のCFカードを選択します。
私の場合はCFカードしか刺さっていないので一つしか表示されませんが、複数刺さっている場合は慎重に目的のCFカードを選択してください。当然のことですが、誤ったディスクを選択して書き込み操作をしてしまえば、そのディスクに保存されていたデータは全てこの世から消えてなくなってしまいます。
次に、シンさんのサイトからいただいてきたイメージファイルを「ファイル選択」をクリックして指定します。くれぐれも、展開した「120610-V085-xfs-3219rt30-mpd_yan-clkup-alsa1025-ffado-2share.img」の方を選んでください。
後は、「書き込み」をクリックするだけです。
いろいろな注意がでますが、
気にせずに、
「はい」を選べば、・・・なんと、これだけでインストールが完了です。
書き込みには少しばかり時間がかかりますが、こんな感じで途中経過が表示されます。
そして、書き込みが終了するとその旨が表示がされます。
あとは、この「CFカード」を「Starter Kit」に装着すれば徹底的にチューニングされた「シンさんヴァージョンのVoyage MPD」があなたのものになります。
ただし、どうしても、二つだけ設定が必要です。
- ネットワーク設定
- NASの設定
ここだけは、最低限のLinuxがらみのスキルが必要です。
ですので、「Voyage MPD」を一から構築する方法」を基本としながら、
などを参考にしながらチャレンジしてみてください。
Linuxに慣れた人なら10分もあればできる簡単な設定です。
では、次回は「シンさんヴァージョンのVoyage MPD」の音質報告をしてみたいと思います。
asoyajiさんのホームページとともに時々拝見させていただいています。
今、Voyage MPD Starter Kitのバージョン0.75だったかな?を使っているのですが、
これがあれば、Starter Kitは買わずにCFカードとカードリーダーを準備してそれに
シンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストールして今のStarter Kit
のCFカードと交換するだけで良いのでしょうか?
また、ネットワーク設定とNASの設定は再度設定する必要があるのでしょうか?
よろしくご指導お願いします。
あ、もうひとつ追加で質問させていただきます。この、Starter KitでDSDのネイティブ再生に対応するようにできるものでしょうか?
>これがあれば、Starter Kitは買わずにCFカードとカードリーダーを準備してそれにシンさんヴァージョンの「Voyage MPD」をインストールして今のStarter KitのCFカードと交換するだけで良いのでしょうか?
はい、その通りです。私の場合は電磁波及材でぐるぐる巻きにして中のCFカードを取り出せなくなっているんでもう一台新しいのを発注しました。
>ネットワーク設定とNASの設定は再度設定する必要があるのでしょうか?
これまた、当然のことながら設定は必要です。
>この、Starter KitでDSDのネイティブ再生に対応するようにできるものでしょうか?
現段階ではハイレゾの音源もDSDファイルも聞くに値するソフトがないので、個人的にはほとんど興味がありません。よって、これは確かめていませんが、おそらく対応していないと思います。
現段階で最も簡単にDSDに対応しようとすればWidowsベースだと思います。
Linuxベースだと、最近紹介した「Vortexbox」の最新版(アトム機などにはインストール不可)がデフォルトで対応しています。音質は良好、インストールも初期設定もかなり簡単なので、DSD再生に興味があるようでしたらやってみる価値はあると思います。
<追記>
その後、実際に「VortevBox」の「2.0」ヴァージョンを使ってみて、それほど簡単ではないことが分かりました。現状ではVortexBox2の2.0ヴァージョンは極めてマニア向けの内容だと思います。
ただし、その前の「1.10」ヴァージョンは驚くほど簡単に導入できて音質も上々です。
最新のイメージファイルの MPD は 0.17git なので DSD に対応しているはずなのですが、やってみるとすでに報告されているとおり、やはり雑音しか出ません。まだ時間がかかりそうです。
yungさん
回答ありがとうございます。
友達の協力を仰ぎながらチャレンジしてみたいと思います。
音質報告を楽しみにしてます。
それとVortexboxも興味が出てきました。まあしばらく様子見ですが。
今CHORDのCUTEHDを注文中です。DSDはとりあえずそれで楽しもうと思います。
またよろしくお願いします。
yungさん おはようございます。
シンさんのホームページから
voyage MPD 0.8.5 – usbIt-Image file 0610, 追加0614
のDownload Serverにアクセスできないです。(´Д⊂ヽ
家に帰ってからもう一度トライしてみます。
もしダメだったらyungさんがイメージファイルお持ちでしたらそれを
分けてもらうことは可能でしょうか?
>シンさんの・・・のDownload Serverにアクセスできないです。(´Д⊂ヽ
おかしいですね、試してみましたが問題なくアクセスもできますし、ダウンロードもできます。
6月24日付で新しいファイルもアップされていたので、ダウンロードさせてもらいました。
大丈夫だと思います。
yungさん こんばんは
家に戻ってからやってみたらアクセスできました。
会社のパソコンからはなにかブロックがかかっていたのでしょうか。
私も今6月24日付けのものをダウンロードしています。
次はCFカードを購入です。いろいろお手数おかけして申し訳ありませんでした。
yungさん こんにちは
シンさんバージョンインストールしてみたのですが、特定のNASの読み込みに
不具合があるのか突然謎のディスコネクトを起こしてしまいます。
NASを入れ替えて設定しなおしてみようと思います。
それとシンさんバージョンはボリューム調整がGMPCでできないのですが、
友達に調整できるようにしてもらったところ、ボリュームを最大にしないと
ノイズだらけになってしまう音源があるようです。それでボリュームを固定に
したんでしょうね。
次回のvoyageMPDはDSDにも対応するみたいですね。
バージョンアップが楽しみです。
こんばんは
シンさんの新ヴァージョン、0.8.5をインストールしました。
私のシステムでは、シンさん0.8.0より、音の鮮度感が向上したようです。
気に入りました。
有り難いものです。シンさんに感謝です。
インストールに関してですが、ちょっと手こずりました。
USB経由の外付HDは問題なくつながりましたが、NAS環境は何度もやり直しました。
私の場合、NAS設定をして、再起動して、その後にネットワーク設定をしたら、うまくいきました。
なぜか、ネットワーク設定・NAS設定と、連続しておこなうと、接続を拒否されました。不思議ですが・・・・。
私のNASはQNAPですが、問題ありませんでした。
NASの種類によっては、認識しないこともあるようですね・・・・。
ヴァージョン・アップ以上に驚いたことがあります。
CFカードの違いが、大きく音質を変化させるようですね。
スターター・キットに付属していたものと、たまたま購入したTranscend 133X TYPE I と比較しましたが、Transcendの方が断然いいのです。
あくまで、私にとってはということですが。
CFカードの吟味も、今後必要だと痛感した次第です。
シンさんヴァージョンの「Voyage MPD」はぎりぎりまでチューニングしているためか、環境によっては不都合がおこることもあるようですね。
しかし、そこまで「お願い」するのは厚かましい(^^;というものですから、あーすればうまくいった(一度再起動してからNASの設定をすればうまくいった・・・有り難い情報です)、とか、こーすればうまくいった、などの情報を持ち寄りたいですね。
なお、多くの人もふれられていますが、音質的には、シンさんの最新ヴァージョンはびっくりするくらい音が良くなっていますね。
何が原因しているのかは分かりませんが、驚かされました。
それから、
>ヴァージョン・アップ以上に驚いたことがあります。CFカードの違いが、大きく音質を変化させるようですね。
ついに出てきましたね(^^;
これまた論議を呼びそうなので、「ひとまず封印」と書いたのですが、個人的には「同意」です。
「Transcend 133X TYPE I 」は一番安い部類に属するので、私も何枚かもっています。確かに、Starter Kit に付属しているカードとは音の傾向が違います。(慎重に、価値判断は回避しておきます。)
おそらく、読み込みと書き込みの速度が違えば音は変わるだろうと言うことは想像はできます。そうなると、やはり「速い」方が有利なのか、それとも別の要因があるのか・・・などと思いはめぐります。
ただし、最速のカードだと10K円ほどします。
試すには躊躇いがあるのですが、やってしまいそうな自分が怖いです。(^^;
スターター・キットに付属していたCFカードと、Transcend 133X TYPE I と、どのように音の違いを感じられたのでしょうか…?
よかったらお聞きしたいです。
takumiさん
こんばんは。江川です。
スターター・キット付属CFカードと、Transcend 133X TYPE I との音質の違いですが、
どちらがいいか? と聞かれたら、答えに自信がありません。
自信を持って言えることは、結構な違いがあるということです。
あくまで私の環境と、私の偏った耳で聞いた限りのことですが
Transcendの方が、音がくっきり、はっきり聞こえるのです。
多少きつめの音にはなりますが・・・・。
スターター・キット付属CFの方が、やわらかく、上品といえるかもしれません。
わたしの好みは、Transcendです。
1ヶ月もすれば、変わっているかもしれませんが。
シンさんのイメージファイルがあるので、CDカードの変更は簡単ですね。
試してみて、環境にあったカードをみつけていただければと思います。
私は、オーディオのキモは組み合わせだとこのごろ痛感しています。
江川二郎さん
ありがとう御座います。
大変参考になりました。
さっそくTranscend 133X TYPE I を注文しました(笑)
> Transcendの方が、音がくっきり、はっきり聞こえるのです。
多少きつめの音にはなりますが・・・・。
シンさんのイメージファイルは、/etc/mpd.conf の audio_buffer_size、buffer_before_play とうは変更せずにそのまま使用されてるのですか?
私は、少し調整すると更に良くなるのではと… 思い、試してみます。
takumiさん
こんばんは
江川です。
CFカードの違いによる、音質の変化、教えていただきたいレベルの私です。
試行後のレポートをいただければ、幸いです。
シンさんのイメージファイルのバッファーサイズ等の変更ですが、
何も、変更していません。
voyageストアのオリジナルCFの時は、ユングさんサイトの様にかなりタイトに変更していたのですが、
シンさんの場合は、そのままです。
それが、私には合います。
あくまで私にはです。
このあたりが、面白くもあり、難しくもありという所ですね。
私が、気に入って友達に音を聴かせても、私の反応は私の期待を裏切ることが多いです。
この趣味の奥の深さをあらわすものですね。
友達のシステムを聴いた時、私も同様の反応します。
よい、悪いで判別することこそ、問題なんだと思います。
あれこれやって、あれこれ交流することが楽しい、そんな趣味にしたいものです。
> よい、悪いで判別することこそ、問題なんだと思います。
そうですね
私の場合、少しでもリアルな生の音に近づきたいと思い試行錯誤しています。
シンさんのイメージファイルにしてから大きく近づけたように思っています。
> 音がくっきり、はっきり聞こえるのです。
多少きつめの音にはなりますが・・・・。
と、お聞きし これは更に近づけるのではと思ったものですから…
私の環境においてですが
buffer_before_play “50%” を “100%” にし
audio_buffer_size “2048” を “3072” ぐらいにすると更に近づけるのではと想像しています。
試すのが楽しみです。
タイトな感じが好みでしたらaudio_buffer_sizeはそのままの方がいいかもしれないです。
皆さんはどうされているのでしょう…?
余計なことを書いてすみません。
初歩的な質問で恐縮ですがダウンロードしたシンさんバージョンですがDDforでファイルを選択したところ、認識しないのか、ファイルが表示されません。DDforからではなくファイル単体で開くとimgファイルは入っているのですが・・・アドバイス願います!
colinさん
こんばんは
D D For Win でファイルを選択する時、一番下にある「ファイルの種類」を「All files」にされていますか?
私は、そのことに最初気付かず、あれっ・・・と思いました。
colinさん
舌足らずのコメントで申し訳有りません。
念のために付け足します。
ファイルの種類」を「All files」にしないと、imgファイルは表示されません。
「All files」を選択して、試してください。
江川二郎さん
まさにビンゴ!でした!
有難う御座いました。
素人はこれだから困りますよね(笑)。それゆえにここでの的確な回答に大変感激出来るものです。
これからもお付き合い願います。
江川二郎さん
すみません、前回の書き込みを訂正します。
まず、CFカードですが
江川二郎さんの言われるように、Transcendの方が良い感じですね
私もこちらの方が好みです。有難う御座いました。
シンさんのイメージファイルの調整ですが
実は、CDのリッピングに使用していたドライブが故障で使えなくなりドライブを新しい物にしました。
PioneerのDVR-S17Jにしたかったのですが、わけあって外付けのDVR-XD10Jにし、比較のために今までと同じアルバムを数枚リッピングして聴いてみました。
すると、あまりにも再生される音が違うのです。こんなにも違うの… て感じで、ちょっと途惑っています。
どうも今までのドライブのリッピングの癖がけっこう強かったようです。
音の感じから、とりあえずaudio_buffer_sizeは“2048″に戻しました。もう少し調整が必要そうですが…
DVR-XD10JのPure Read+(原音再生)とゆう機能がいいみたいで、この音の方が本来のCDの音のように感じています。
前回のaudio_buffer_sizeの予想は、私の使っていたドライブのリッピングの癖がもとに成っています。
すみませんでした。
takumiさん
こんばんは
貴重なレポート、有り難うございます。
Transcend 133Xは安価なので有り難いですね。ダメモトで試せますから。
私、buffer_before_play と audio_buffer_size の調整、イマイチ自信がありません。
それで、シンさんの設定のままで聴いています。
余裕ができたら、少し弄ってみたいと思っています。
yungさん、こんばんは。
どなたか、助けいただけませんか?
starter kitを入手して、皆さんのサイトを見ながら何とか設定でき、無事にNASの音源ファイルから音を出すところまでこぎつけました。ところが更に設定を弄ろうと
mpd.confをひらいて書き換えたところ次のようなエラーが出ました。どうやら知らないうちに他の場所の記述を消してしまったようです。
root@voyage:~# /etc/init.d/mpd restart
Stopping Music Player Daemon: mpd.
Starting Music Player Daemon: mpdunrecognized parameter in config file at line 7: A
no message buffer overruns
failed!
root@voyage:~#
つまり、7行目のAの後のbuffer overrunsに関する記述が消えてしまったようです。 なんと追記すれば良いのか、ご教授お願いいたします。
次のようにAの後に何も書かれていません。
# An example configuration file for MPD
# See the mpd.conf man page for a more detailed description of each parameter.
# Files and directories #######################################################
#
A
# This setting controls the top directory which MPD will search to discover the
# available audio files and add them to the daemon’s online database. This
# setting defaults to the XDG directory, otherwise the music directory will be
# be disabled and audio files will only be accepted over ipc socket (using
# file:// protocol) or streaming files over an accepted protocol.
#
バックアップもとっていなかったので、どうにも元へ戻せなくなって困っております。どなたかお助けいただければ幸甚です。
きっと、その7行目の「A」を削除しさえすれば大丈夫だと思います。
ちなみに、「buffer overruns」とはこちらのことで、mod.confの記述とは関係ないと思います。
それでも駄目なら、その消えたあたりの記述を長くなっても引用してくれれば、どこに問題があるかが分かりやすいと思います。
yungさん
有難うございます。アドバイス通りにA一文字を削除したら、復旧しました。
小生のミスで知らないうちに余計なキーを押していたのでしょうね?
これに懲りて、バックアップを取ることにします。
シンさんバージョンへのグレードアップどころでは、ありません!
早速のアドバイス、有難うございました。
シンさんのイメージファイルがまたバージョンアップしてますね。今回のものは前回の鮮烈な音に柔らかさと深みのようなものが加わって、さらに完成度が高まっているように思います。思わず聴き入ってしまいました。
今回からはDSDも問題なく再生できるようです。DSD再生に関しては、ElectroArtさんのところで、PCMからそのままDSD再生が可能な、DACチップを必要としないFPGA基板も完成しているようです。いよいよ楽しみになって来ました。
VoyageMPDに慣れていない人のために念のため補足しておきます。以下はシンさんのサイトにも記載されていることですが、シンさんのイメージファイルでは、mpd.confファイルで
mixer_type “hardware”
が指定されており、アンプのボリュームで音量調節をするようになっていますが、デフォルトでは安全性のために、alsamixerの音量が低く抑えられています。特に今回のバージョンは50%以下に抑えられているため、インストールしたら必ず
alsamixer
を実行して、表示される画面でPageUpキーでボリュームを100%にする必要があります。これを実行しないとビットパーフェクトも保証されず、本来の音質で聴くことができなくなります。
また、mpd.conf fstab interfacesの設定ファイルもアップグレードのたびに毎回修正するのは面倒なので、一度環境に合わせて修正したら、ALIXにUSBメモリを挿入して
cp /etc/mpd.conf /etc/fstab /etc/network/interfaces /media/usb0
でUSBメモリにファイルをコピーします。
次回のアップグレード時には、そのUSBメモリを挿入してファイルをコピーして戻してやるだけです。
remountrw
cp /media/usb0/fstab /media/usb0/mpd.conf /etc
cp /media/usb0/interfaces /etc/network
これですべて完了します。通常の環境であれば、/media/usb0 の部分はそのまま使えるはずです。
ここまで仕上げるのにシンさんはおそらくかなりの試行錯誤を繰り返しているのではと想像しますが、我々はこんなに簡単に高音質が得られて、生ビールの1杯でも差し上げたい気分です(笑)。
ninoさん、こんにちは
再生される情報量の多さと解像度では非常に参考になりました、有難うございました。
DSD再生について全くて言っていいほど分からないのでお聞きしたいのですが
使用しているDACがDSD再生に対応している必要が有るんですよね…?
ちなみに現在、VoyageMPD Starter Kit から DDC で DAC なんですが
すみません初歩的なことですが、よろしくお願いします。
takumi DAC
takumi さん
上は操作ミスです。DSD再生には、
DACがDSDに対応している必要があります。
また、AudioGateなどを使ってPCM音源をDSDに変換するのは大変ですので、個人的にはElectrArtの基板に期待しているところです。
nino onさん
こんにちは
教えて下さい。
私、シンさんファイルを使用させてもらっている者ですが、
mixer_type”hardware”に設定されているのだから、ソフトウェアボリュームは使用されておらず、何も設定しなくても100%が出力されているものと考えていました。
したがってalsamixerの実行は、必要ないものと考えていました。
nino onさんのコメントを読んで、alsamixerを起動しましたが、シンさんサイトにあるような画面がでてきません。
DDCがXMOSではないので、そうなるのでしょうか?
私のDDCはエルサウンドさんのものと、エレアトさんのUDAです。
今回、エルサウンドさんのDDCにてalsamixerを実行してみました。
江川さん
音が出ているのに alsamixer を実行しても画面が出てこないなんてことがあるんですか。ハードウェアの相性がからんでくると、これは私の知識ではお手上げです。シンさんに直接質問されたほうがいいかもしれません。
>何も設定しなくても100%が出力されているものと考えていました。
私も最初はそう考えていました。ところが、どうも音が小さくなったような気がするので、調べてみるとボリュームの設定が100%ではありませんでした。
今までのバージョンではボリュームが8割程度の設定だったので、アンプのボリュームを上げればそれほど問題はなかったというか、気づかない人も多いのではないかと思っていたのですが、今回のバージョンは5割程度の設定になっていますから、デフォルトではちょっとつらいと思います。
DDで対象ディスクが表示できなくなりました。
お助けを
>DDで対象ディスクが表示できなくなりました。
これだけの記述で「お助け」できる人はいないと思います。(^^;
もう少し詳しい状況を書いていただければと思います。
まさか、ファイルの種類を「All files」にしていない・・・なんてことではないと思いますので。
失礼しました。
シンさんのvoyageMPDをコンパクトフラッシュに書き込む
DD for windows なんですが、USBカードリーダーにさした
CFをこれまではすぐに対象ディスクとして認識していたのですが、
これができなくなり、選択欄でも空欄です。そのため書き込みが
できずにいるのです。別のPCでも試しましたが、同様でした。
>CFをこれまではすぐに対象ディスクとして認識していたのですが、これができなくなり、
おそらく、これはハード的な問題(カードリーダー、もしくはCFが壊れている・・・等々)かと思われます。
カードリーダーやCFを交換しても症状は同じでしょうか?
DD for windows を起動するとき、右クリックで
管理者として実行すればできました。
試してください。
ただ、僕は、dsdネイティブ再生が
曲の途中でハングアップしてしまうので、
悩んでいます。
DD for WINDOWSのUSB未認識,自己解決しました。
このソフトはWIN7の64Bitで私が陥ったようになるようです。
http://tumblr.case-of-t.net/post/12366871052/dd-for-windows-usb
このサイトより
DDforWINDOWS起動前に,DDwin.exeファイルを選択して右クリック
プロパティを開いて,winXP互換にチェックを入れてから起動すると
認識してくれました。
これから,シンさんのMPDを最初からインストール設定していきます。
7月17日最新バージョンが出ているようですね。
以上報告します。
>このソフトはWIN7の64Bitで私が陥ったようになるようです。
なるほど、これで一つまた情報が共有できました。
ちなみに、私は限界までXPユーザーでいこうかと思っています。(^^;
シンさんバージョンの音量が低く設定されていることを、ninoさんに教えてもらったのですが、
DDCがXMOSでなくて、alsamixerで音量を上げることができず困っていました。
試しに
mpd.confの設定に入り、
volume control mixerの項目の
#mixer_type “hardware”の#を外したところ、
音量が上がり、ガツンと良い音が出てきました。
これで100%の出力になったのではないかと思っています。
よくわからず設定を変更しているレベルなので、自信はないのですが、
良い音が出ているのだから、これでいいか・・・、という所です。
ゆっくり、新しいバージョンの音を楽しみたいと思っています。
>#mixer_type “hardware”の#を外したところ、音量が上がり、ガツンと良い音が出てきました。
これで100%の出力になったのではないかと思っています。
おお、そうですか。
昔、ここは全てコメントアウトしておかないとビットパーフェクトにならない・・・みたいな話があったので、私は全てコメントアウトしています。
しかし、理屈よりは最後は音ですから、一度私も試してみます。
シンさんのMPD楽しんでいます。
ところが,ハイレゾファイルで変な音になります。
具体的には,ポールマッカートニーの「キッス・インザ・ボトム」や「バンドオンザラン」です。以前は普通に鳴らせていたのですが・・・。
解決法あれば御教示をお願いします。
ところで,ユングさんラズベリーパイって送ってきましたか?
私も注文し,すでにクレジットでお金も引き落とされているのですが,
なんの音沙汰もありません。Order Confirmationはちゃんと来ていますが。
>ところで,ユングさんラズベリーパイって送ってきましたか?
発送は最短で9週間だったと思いますので、8月下旬かなと思っています。
>ハイレゾファイルで変な音になります。
以前は普通に鳴らせていたのなら、
1.システムに変更を加えた事があるのなら、それを元に戻す。
2.システムに変更を加えた覚えがないのなら、ファイルを疑う。
というあたりでしょうか?
こんばんはyung様
ラズベリーパイ使い物にならないのですか・・・残念。
さて、またお助けを。
先日フレッツ光から「auひかり」に変更しました。その際、ネットワーク環境が変わり
これまで「192.164.24.××」だったのが「192.164.0.××」と変わりました。そのため
IPアドレスを固定していたスターターキットとPCがSSH接続できなくなりました。
どうすればスターターキットに接続できるでしょうか。
>ラズベリーパイ使い物にならないのですか・・・残念。
まだ確定したわけではないのですが、かなり状況はよくないようですね。
>これまで「192.164.24.××」だったのが「192.164.0.××」と変わりました。そのため
IPアドレスを固定していたスターターキットとPCがSSH接続できなくなりました。
どうすればスターターキットに接続できるでしょうか。
ルータのサブネットマスクを「255.255.0.0」に変更すればつながるかな?
変更できなければ、スイッチングハブで直接つないで、クライアントPCをスターターキットと同じネットワーク内のアドレスに一時的に変更してSSH接続して、それからスターターキットのアドレスを変更する。
どっちにしても「力業」しかないような気がします。