アナログ時代の趣味性が復権するPCオーディオ(6)~悩ましいケーブル問題(2)

PCオーディオで使われるケーブルと言えば一般的には「LANケーブル」と「USBケーブル」です。
黎明期には高級機は「FireWire」、安物は「USB」という棲み分けがあったのですが、最近では「FireWire接続」の機器がほとんど姿を消してしまいました。ですから、ここでは「LANケーブル」と「USBケーブル」の二つだけを吟味したいと思います。
このケーブルに絡む問題については「PCオーディオの都市伝説」の中で「LANケーブルで音が変わる」、「USBケーブルで音が変わる(1)(2)」として、その当時の自分なりに考えをまとめておきました。
なので、それをもとにして、趣味性という観点から最近感じていることも加味してまとめておきたいと思います。

まずはLANケーブルから吟味

LANケーブルで音が変わることは変わるのですが、その変わり方はUSBケーブルと比べると小さいです。その原因は安定性の高さにあるような気がしています。

PCオーディオにおいてLANケーブルが使用されるのは再生用PCとNASを接続するファイル共有の場面で使われます。
ファイル共有は一般的に「TCP/IP」を基盤とした「CIFSプロトコル」によって実現されています。

「TCP」の信頼性の高さについては「LANケーブルで音が変わる」の中で詳しく述べています。私たちが日頃ネット上で何気なくファイルを送ったりダウンロードしたりする背景で、途轍もなく複雑なやりとりがされています。しかし、その複雑なやりとりのおかげで、何万キロメートルも離れた地にあるサーバーとやりとりをして1ビットの違いもなくデータを落としてくることができています。
ですから、LAN環境おけるファイル共有でケーブルの違いでデータが落ちるなどと言うことは通常は考えられません。
いや、もっと強く、「ケーブルの素材がお粗末なのでデータが化ける」などと言うことは絶対にあり得ません。1本何万円もするケーブルであっても、何百円の汎用品であってもデータ転送の信頼性という点では何の違いもありません。
もしも、ケーブルの仕様や素材によってデータ転送の信頼性が向上し、それによって音質が改善される!なんてな事を謳っていたら、それは100%「嘘つき」です。

つまりは、LANケーブルをつかったデータのやりとりは信頼性も安定性も高いのです。ですから、そう言う安定性の高さをバックボーンとして持っているので、ケーブルの違い程度で音が変わってもらっては困るのです。
しかし、困るのですが、現実はケーブルの違いは音質に反映します。
そこで、疑われたのがPC由来の電磁波ノイズです。

この事が全体的な合意となるきっかけとなったのが、「LANアイソレーター RLI-1」でした。

RKI-1

「ネットワークオーディオのノイズ伝送をカット」するというのが謳い文句の商品なのですが、確かにこれを使うと音質は変化します。
音の静けさが増したり、楽器の質感や分離・定位などが向上します。
特に、一番顕著なの「静けさ」の向上です。
おそらく、それなりにPCオーディオに取り組んでいる人にとっては、この「RLI-1」は必須アイテムになっているかと思われます。

ならば、肝心のLANケーブルも電磁波対策を施したものを使用すれば音質の改善につながるのではないかという発想が生まれてくるのは当然の成り行きでした。
ただし、これが実にもって怪しいのです。

例えば、「RLI-1」を開発した「ACOUSTIC REVIVE」も「真のオーディオLANケーブル」なるものを発売しているのですが、その売り文句の中に「単結晶素材のPCOCCをアニール処理して、極限まで導通性を高めた単線のPCOCC-Aを使用」なんて事を書いているのです。上でも述べたように、素材の違いでデータ転送の信頼性や安定性が変化することは「TCP/IP」を基盤とした「CIFSプロトコル」では絶対に有り得ないのです。
ただし、それに続けて「絶縁材は非誘電率に優れたフッ素系樹脂素材を選択、銅箔シールドはアルミ箔やその他の特殊シールド材のように、音色的な癖を発生することなく全帯域に渡って優れたシールド特性を発揮します。」という部分についてはある程度は納得がいくので困ってしまうのです。

なお、「ACOUSTIC REVIVE」の名誉のために付けくわえておきますが、「ACOUSTIC REVIVE」は「RLI-1」という極めて優れたアイテムを開発したことでも分かるように、この手のアクセサリメーカーの中では非常に真面目に取り組んでいるメーカーです。
言いたいのは、そのような一番真面目なメーカーであっても、「?」がつかざるを得ないような現実があるのです。
それが困りものなのです。

また、そう言うケーブルがそれなりに納得がいくようなコストで手にはいるのならばいいのですが、「ACOUSTIC REVIVE」の「真のオーディオLANケーブル」でも1メートルあたり18K円もします。
論理的に「?」が拭いきれない商品にそれだけの資金を投下する勇気は私にはありません。さらに言えば、「ACOUSTIC REVIVE」のLANケーブルなどは納得できる点もあるのですが、中には何一つ理解できないような理論を売りに1メートル当たり100K円を超えるようなケーブルもあります。
お金が貯まりすぎて使い道に困っているような人ならばそう言う怪しげなケーブルを買い込んで試してみてもいいのでしょうが、一般的にはどう考えても「NG商品」です。そして、そういう「NG商品」があふれているのがこの世界なのです。

とりあえずは「カテゴリ7のLANケーブル」を使おう!!

そう言うわけで、個人的には「カテゴリ7のLANケーブル」を使うと言うことで「様子見」をするのが現時点での一番利口な選択肢に思われます。
実は「カテゴリ7」という規格は正式には存在しないのですが、「10ギガビット」の超高速転送速度を実現するために徹底的にノイズ対策が施されたLANケーブルのことをそのように呼んでいます。

「カテゴリー5」などの一般的なLANケーブルはシールド構造を使用しない「UTP(Unshielded Twist Pair)ケーブル」と呼ばれる範疇に分類されるのですが、カテゴリ7のLANケーブルは二重シールド構造の「STP(Shielded Twist Pair)ケーブル」という範疇に分類されます。
同じLANケーブルと呼ばれていても、その構造は全く別物なのです。
言葉では分かりにくいので、図で示すとこうなっているそうです。

cat7_a1ft

つまりは、外皮のシールド加工だけでなく、内部にある4対のペアケーブルにもシールド加工を施すことによって、二重のシールド構造になっているのです。(オーディオグレードと称する大部分のLANケーブルも基本的にはこの仕組みを採用しているものが多いようです。)
さらには、ケーブルの中で最もノイズの影響を受けやすいコネクタの部分も金メッキなどを施してノイズ対策をしています。

cat7_a4ft

そして、一番嬉しいのはこれだけの対策を施されたケーブルであっても基本的には大量生産される工業用製品として供給されるので、1メートル当たり数百円の価格で入手できることです。このコストならば試して効果がなくても普通のLANケーブルとして使い回しが可能です。
しかしながら、実際に使ってみれば明らかに効果があります。

それも、小さいとは言い難いほどの「効果」を確認できます。そして、その効果の方向性は「RLI-1」を挿入したときの方向性とほぼ一致します。

  1. 透明度と解像度がさらにワンランク以上アップする。
  2. 背景の静けさが増す。
  3. 音に活気が出て、音圧が増し、パッと聞くとボリュームを上げたような感覚がする。

ケーブルを交換して直感的に感じるのは3番目のボリュームが上がったような感覚です。ついでに言えば、音が太くなってボディ感が増したように感じます。さらに、それとは相反するようなのですが、透明感と解像度もぐっと増していることに気づかされます。

現状ではLANケーブルをめぐる理論的な問題がクリアになって、それに基づいた納得のいく製品が納得のいく価格で提供されるまでは「カテゴリ7のLANケーブル」で様子見をするのが一番利口な選択肢のように思えます。

転送プロトコルをめぐる問題

ここからは、ケーブルに直接関わる問題ではありません。しかし、ケーブルはNASから再生用PCにデータを送るシステムの一部として存在するのですから、その転送システムをどのように構築するのかと言うことを抜きにしては大事なポイントを見逃してしまうことになります。

ただし、PCが苦手な人にとってはいささか分かりづらい話になるので、すっ飛ばしてもらって結論部分だけを確認してもらってもかまいません。(^^;

はじめの部分でも少しふれたように、NASから再生用PCにデータを送るシステムは「TCP/IP」を基盤とした「CIFSプロトコル」によって実現されているのが一般的です。この転送プロトコルは非常に複雑なやりとりによってシステムが構築されていて、その複雑さのおかげでデータ転送の安定性と信頼性を担保しています。
よく知られているように、「TCP/IP」と言う仕組みはインターネットで標準的に利用されているもので、その仕組みのおかげで私たちは遠く離れた場所にあるサーバー機のデータを簡単に、そして確実に参照することができています。

しかし、その仕組みは音楽再生用に開発されたものではありませんから、音楽再生にとっては必ずしもベストなシステムとは言えない側面があります。
まず、最初に気がつくのは、ローカルネットワーク上でデータをやりとりするためにそこまで複雑な仕掛けが必要なのかという疑問です。
何万キロメートルも離れた地にあるサーバー機とやりとりをして1ビットの狂いもなく正確にデータをやりとりしようとするならば「TCP/IP」という複雑なシステムは必要です。しかし、わずか数メートル先にある再生用PCにデータを送るのにそこまで複雑なやりとりが必要かと聞かれれば素直にイエスとは言えません。

当然のことながら、システムが複雑になればPCやNASに対する負荷は大きくなり、さらにデータの転送速度は低下します。そして、あくまでも「雰囲気」レベルの話ですが、「負荷が大きく」なったり「転送速度が落ち」たりするというのは、いかにも音質面へのデメリットがおきそうな気がします。

それならば、そんな複雑なやりとりをしないで、もっと簡単にデータをやりとりするシステムでNASと再生用PCをつないだ方がいいではないかという発想が生まれるのは当然のことです。
そこで登場するのが「UDP/IP」を基盤とした「NFSプロトコル」によるファイル共有です。

「UDP」は「TCP」とは異なって、送り先との間でコネクションを確立してデータのやりとりを行いません。ひと言で言えば、指定された送り先に対して一方的にデータを送り出すだけなので、送り出したデータが一部欠落してエラーが生じていても、または一部届かないデータがあったとしてもそれっきりです。

そう言う意味ではデータ転送の信頼性には欠けます。
しかし、わずか数メートル先にあるローカルネットワーク内のPCへのデータ転送ならば充分すぎる信頼性と安定性は担保できるはずです。そして、この転送プロトコルは、そう言う信頼性を少しは犠牲にする代わりに、転送速度が高速で、PCへの負荷は非常に小さくてすみます。
そして、この「信頼性+高負荷(TCP)」と「高速性+低負荷(UDP)」の二つを天秤にかければ、ローカルネットワーク内での音楽再生ステムであれば「NFSプロトコル」によるファイル共有の方がメリットが大きいのではないかと言われるようになったわけです。

そして、個人的には長いスパンで聞き比べてみた結果、NASと「Cubox」のファイル共有は「NFSプロトコル」でシステム化した方が音が良いという結論に達しています。
このあたりの話題は、PC(とりわけLinux関連)操作が苦手な人にとっては一番取っつきにくい部分だと思うのですがこういう部分での変化も意外と大きいです。(なお、「NFSプロトコル」は基本的にはLinux間でしか使えませんので、再生用PCにWinPCを使っているときは「Windows Services for UNIX」をインストールしておく必要があります。また、NSFプロトコルによるシステムの構築の一例としてはこちらを参考にしてください。)

さて、ケーブルにかかわる問題です。

それは、通常の「TCP/IP」を基盤とした「CIFSプロトコル」ならばケーブルの素材に由来する「導通性の改良」などと言う謳い文句はナンセンスでした。しかし、システムとして必ずしもデータの信頼性を担保しない「NFSプロトコル」によるファイル共有ならば、そう言う謳い文句は必ずしも無視できないような気がします。ただし、「単結晶素材のPCOCCをアニール処理して、極限まで導通性を高めた単線のPCOCC-Aを使用」する事などがどれほどのメリットになるのかは、実際に試したことがないので何とも言えません。
私のシステムであれば「NAS→ハブ」が2メートル、「ハブ→Cubox」が3メートルですから、この手のアクセサリ類の中では馬鹿高い部類に入らない「ACOUSTIC REVIVE」のLANケーブルでも50K円程度の投資が必要です。はたして、それだけの投資をする価値がある試みなのか、なかなか決断が尽きかねていますが、少しずつ試してみる価値があるのかな?という方向に気持ちはふれてきています。

その他

なお、このケーブルをめぐる問題としてこれ以外にも指摘されるのが「インピーダンスマッチング」に関わる問題です。
しかし、私のアホな頭では、この問題とケーブルの問題を上手く結びつけて理解することができていません。ですから、「インピーダンスマッチング」に関わる問題はここでは省かせてもらいます。

次回は、USBケーブルをめぐる問題についてまとめてみたいと思います。


34件のコメント

  1. ということは、Wifiによる無線接続であればノイズの問題が解決できるように思えるのですが、
    その点はいかがでしょうか?

    1. ワイヤレス接続というのは一つの方向性としていろいろな機種も出始めていますね。
      現時点では音質を云々するレベルにまでは至っていないようですが、動向は注目したいですね。

      ただし、電磁波ノイズは「伝導」と「放射」によって外部に伝わります。仕組みは熱伝導と同じです。
      無線接続の機器は「意図的に電磁波を外部に放射する」性質を持っていますから、この輻射によるノイズの拡散がどの程度の悪さをするのかは見ておく必要があると思います。
      あとは、接続の安定性と転送速度の問題もクリアしないといけないでしょうね。

      しかし、将来性は高いと思います。

  2. yungさん

    確かにおっしゃるとおりと思います。

    実際、私もいろいろと取り組んでみたのですが、Wifi環境は不安定で、NASをPLCを使ってVoyageMPDまで音源データの転送をしていました。

    ここにきて、IEEE802.11ac規格が実用段階に入って少しパラダイムが変わるかもしれません。
    動画データの転送もストレスフリーなので、FLACなどの音源データはこれと比較してかなり負荷が軽いためにNASと隣接環境においては安定性と転送速度はクリアできそうです。

  3. 音がいいと言われることも多いカテゴリ7のようなシールドケーブルですが、ノイズを防ぐという面ではあまり意味は無いと思います。シールドの効果を発揮させるためには、ハブやルーターでアースを取る必要があるため、通常の機器に接続してもシールドの効果は得られません。

    二重シールドは外来ノイズを防ぐという目的ももちろんあるのですが、線間クロストークのような隣り合う線同士のノイズを防ぐのが第一の目的です。STPケーブルは工場などのノイズの高い環境で長い距離を引き回すときに必要になるもので、一般家庭で数メートル程度の距離で使用する場合はシールドなしで十分とされています。それに、いくらシールドを施したところで肝心のケーブルを伝わるノイズは防ぎようがありません。

    個人的には、LANケーブルやUSBケーブルで音が変わる理由について、振動が大きな要因の一つであると考えています。LANやUSBのジャックは、シャーシに固定されているアンプのターミナルとは異なり、基板に直付けのため、スピーカーからの音圧によってケーブルが揺さぶられると、その振動がもろに基板も揺らすことになります。これがジッターに影響を与えないわけはないからです。

    そのように考えると、シールドというのはケーブルの振動特性に大きな影響を与え、結果として音に影響を与える可能性があります。高周波シールドにはアルミを使うのが一般的ですが、アコースティックリヴァイブが「銅箔シールドはアルミ箔やその他の特殊シールド材のように、音色的な癖を発生することなく全帯域に渡って優れたシールド特性を発揮します。」というとおり、比重の軽いアルミを使うと高域に癖がつきやすいようです。実際に、カテゴリ7のケーブルは高域に癖があるという声もあるようです。

    もっとも、銅はアルミに比べてシールドできる周波数が低くなるので、決して「全帯域に渡って優れたシールド特性を発揮」するわけではありませんが、振動特性などから考えても音質的に優れるというのはなんとなくわかるような気がします。

    また、オーディオ用のLANケーブルの場合、必ずしも二重シールドを採用しているわけではなく、アコースティックリヴァイブの他、エミライなどもカテゴリ6のケーブルであると記載しています。

    材質に関しては、高周波伝送では撚り線よりも単線のほうが優れた伝送特性を示すため、信頼性が求められる業務用のLANケーブルでは単線仕様のものもあります。インピーダンスのマッチングなども同じ理由ですが、LANケーブルではリターンロスやクロストークがないことが求められます。信頼性の低いケーブルを使ったところで、最終的にデータが必ず一致することに変わりはありませんが、実際の機器の動作を考えると、パケットの損失に対して再送要求を送って再度受信するという余計な処理が発生します。したがって、「ケーブルの仕様や素材によってデータ転送の信頼性が向上し、それによって音質が改善される」と謳うことは、少なくとも理屈の上では嘘にはなりません。

    ただし、費用対効果を考えると、数メートル程度の伝送でそんなにパケットロスが発生するとも思えません。「単結晶素材のPCOCCをアニール処理」してどうなるのかよくわかりませんが、高価なケーブルというのはこだわる人向きといっていいではないでしょうか。もし数十メートルも引き回すのであれば、はっきりと違いが出るでしょうけど。それよりも間違いなく言えることは、素材(シールド材も含めて)の違いによって振動特性は大きく変わりますね。メーカーはこのあたりのことまで考えてケーブルを作っているはずです。

    LANでどれだけのパケットロスが発生して再送要求を行ったかを簡単に測定できるソフトを見つけたことがあったのですが、名前を忘れてしまいました。それで実際に測定してみると面白いと思うのですが、誰か知っている人はいませんかね。

    1. >LANでどれだけのパケットロスが発生して再送要求を行ったかを簡単に測定できるソフトを見つけたことがあったのですが、名前を忘れてしまいました。それで実際に測定してみると面白いと思うのですが、誰か知っている人はいませんかね。

      Windowsであれば確かpathpingでネットワークの経路を調査できたような気がします。
      コマンドプロントから「pathping -n 192.168.XXX.XXX」とすれば、パケットロスを計測してくれたような気がします・・・と言うことで、やってみました。

      クライアントPCからCuboxへは

      Tracing route to 192.168.0.XXX over a maximum of 30 hops

      0 192.168.0.XXX
      1 192.168.0.XXX

      Computing statistics for 25 seconds…
      Source to Here This Node/Link
      Hop RTT Lost/Sent = Pct Lost/Sent = Pct Address
      0 192.168.0.XXX
      0/ 100 = 0% |
      1 0ms 0/ 100 = 0% 0/ 100 = 0% 192.168.0.XXX

      ハブを挟んでほんの数メートル先にデータを送るくらいでパケットロスなどはおこらないようです。
      クライアントPCからNASへの経路も同様でした。

      なお、Cuboxの側からNASにpingコマンドを打つと

      64 bytes from 192.168.0.xxx: icmp_req=58 ttl=64 time=0.148 ms
      64 bytes from 192.168.0.xxx: icmp_req=59 ttl=64 time=0.145 ms
      64 bytes from 192.168.0.xxx: icmp_req=60 ttl=64 time=0.149 ms
      ・・・・・・
      — 192.168.0.xxx ping statistics —
      60 packets transmitted, 60 received, 0% packet loss, time 58996ms

      と言うような感じです。
      パケットをの数をもっと増やしてもロスは0のようです。使っているケーブルは全て汎用のカテゴリ7です。
      やはり素材の違いでパケットロスを補えるというのは考えにくいようです。

      それとも、どこかで根本的に考え方が間違っているのかな(^^:

      1. 現実には、低ノイズ環境で数メートル程度の伝送でパケットロスが出るようなことはないでしょうね。素材や構造で違いが出るとすれば、100メートルに近いような距離からでしょう。

        ケーブルを売る立場からすれば、商品を売り込むにはいろいろと宣伝文句も必要なわけで、シールドによるノイズ対策とか伝送の信頼性をアピールするのは、とりあえず理論的には間違っていません。しかし、実際の費用対効果としてははなはだ疑問といったところではないでしょうか。

        それでもケーブルを変えて実際に音が変わる場合は、振動の問題を疑ってみるべきではないかというのが個人的な考えです。ケーブル端末の素材(振動特性)も厳密には音に影響するようです。

        以前アコースティックリヴァイブのUSBケーブルを試聴したことがあります。確かに音質も個性が強く出ますが、これも単線の振動特性が大きく影響しているような気がします。ケーブルというよりよく撓る棒といった感じですからね。

        1. >ケーブルを変えて実際に音が変わる場合は、振動の問題を疑ってみるべきではないかというのが個人的な考えです。

          きましたね(^^v
          実はいろいろな面でこの「振動」の問題が音質にかなり影響を与えているような気がしているのですが、なかなか「怖くて」言い出せずにいました。

          2年ほど前から、振動対策と言うことで大量のTGメタル(鉛)を買い込んでいろいろな機器の上にのせていました。鉛をのせると固有の響きが音に付加されるという噂なので、かなり厚手の帆布でぐるぐる巻きにしてのせていました。

          しかし、どうやっても鉛特有と思われる高域の癖が付加されるような気がします。確かに上から抑え込むことのメリットもあるのですが、結果としては下に制震用のボードやインシュレーターをはかせた方がいいという結論に達して、現在は全て撤去してしまいました。(なお、この比較はかなり長期にわたって気長に検証した結果です)

          アナログの機器なら鉛特有の振動が音質に影響を与えるのは納得がいくのですが、NASやCubox、USB-DDC、果てはアナログ電源に使用しても何らかの影響が出るようなので困惑するばかりなのですが、結果が全てです。

          しかし、私の頭ではデジタルデータのやりとりに素材の固有振動が影響を与える仕組みがどうにも理解できません。しかし、なかなか怖くて言い出せないのですが、現実問題として変わるような気がします。(それもかなり明確に!!)

          オーディオは何を弄っても音が変化するというのはデジタルにおいても「真」なのかもしれません。

  4. >なかなか「怖くて」言い出せずにいました。

    怖がることなど何もないと思いますよ(笑)。デジタルでも音が変わる理由というのは、データの問題ではなくて、もうほとんどすべてクロック(時間軸)の揺れ、つまりジッターの問題といっていいわけで、では、何がジッターに影響を与えるかというと、電源、ノイズ、振動、それからケーブルの曲げ角度なんてことまで影響するそうです。どう転んでも「デジタルデータのやりとりに素材の固有振動が影響を与える」ことはあり得ませんが、「ジッターに影響を与える」と理解すれば、決しておかしな話ではありません。

    オーディオ環境ではスピーカーの音圧によってケーブルの芯線はかなり振動します。つまり、ケーブルは信号以外に振動も伝えているわけで、オーディオ機器の場合はその振動がさまざまな形で音の色付けとなって現れることはよく知られているとおりです。そして振動の影響を受けやすいというジッターの性質を考えるなら、特にデジタルの場合はケーブルによる音の違いのかなりの部分が、実は電気的特性よりもむしろ振動に起因するものではないかという考え方が成り立つはずです。

    と、ここまで書いて、たしか「かないまるのホームページ」にもケーブルの振動がジッターに影響を与えるという説明があったはずだと思い出して探してみると、「ケーブルのヘソと音質調整 理論編 振動が時間軸を揺らす?」というページがありますね。ケーブルの振動によって接点の状態が変化して振幅変調が起こり、それが時間軸の変調に化けると。振幅(波形)の違いが時間軸の揺れとなって現れるというのは、例のコピー(リッピング)の話と同じですね。ここは一度じっくりと専門家の説明をお読みください。

    1. このページはもう1年以上も前にアップされていたんですね。道理で噛みついてくる人もいないはずです。しかし、金井氏に向かって「オカルトはおよしなさい」と言う人もいるくらいだから、もしこれが2年くらい前であれば、またまた大荒れになっていたかもしれませんね。

      私の独断と偏見に基づいて、いわゆる「怖い人たち」のプロファイリングを行ってみると、

      ソフトウェア系エンジニアというデジタルの専門家であったりするが、ハードウェアであるオーディオ機器については実はあまり経験も持っていないし詳しくはない。しかし、専門家であるだけにそのロジックは完璧で、素人の言説など木っ端微塵に粉砕しようとする。

      ところが、「バイナリが一致」するとそこから先は本来自分の守備範囲ではないため、スリープモード(思考停止)に入ってしまうという致命的なバグを抱えている。そこを突かれると対処のしようがないため、一転クラッシュして青い画面になってしまう。

      誇り高きエンジニアであるが、時に○ニーの技術者がデタラメを書いているとか、マスタリングエンジニアの連中なんて何もわかっていないなど、常識的に考えればありそうもないことを本気で思い込んでいたりする。世間一般にいうところの「専門バ○」と呼ばれる症状を露呈することもある。元が理系だけに、総合的な文章読解力は必ずしも秀逸というわけではない。

      ちょっと言い過ぎかな(爆)

      いずれにしても、デジタルデータをソフトウェアレベルではなくハードウェアレベルでみると、その実体はアナログ信号であって、その波形の違いが時間軸の(データではない)違いとなって現れることさえ理解できれば、実際に聴き取れるかどうか、どこまで気にするかを別にすれば、現象として「オーディオは何を弄っても音が変化するというのはデジタルにおいても「真」」であることに、議論の余地はありません。元がアナログ信号なわけですから、厳密にいえばありとあらゆる要因がジッターに影響し音の違いとなって現れるはずです。

      原理を知り、相手を知れば、もう怖くなんかありませんね。

      1. ninoさん

        かないまる氏のサイトは、ninoさんが紹介されていたので時折見るのですが、
        現象の説明(見方が)が片方のみで釈然としないため、何となく話半分として
        見ています。
        ケーブルの件であれば、スピーカーの音で振動を受けるのであれば、
        ヘッドホンでは起こらないはず。
        端子部分の振動が問題というなら、自作同軸ケーブルを使っているわけだから
        端子を使わずに半田付けなどで機器の出力線と直結すれば良いのでは。
        と言った疑問がわいてきますが、その様な検討はしていない様です。
        結局、自身の使用環境での現象を説明しているだけなので、この部分では
        素人が書くのと変わりありません。
        別のページでは2インチHDDは音が悪いから使うなと書いていますが、
        ただそれだけでその理由は無し。
        このような書き方は、製品を変えたら音が変わったとするのと同じで、
        どこが技術者なのと思ってしまう。
        本人は理由を知っていると思いますが、所詮は会社員なので、
        会社にとって都合が悪い事は書かないと見ています。
        これは、誤魔化しといっては語弊があるかも知れませんが、結構曖昧な
        書き方が多い印象から感じている事です。

        1. HSさん

          ジッターの原因となるものは無数にあり、それをいちいちあげていったらきりがありません。重要なのは、個々の現象よりも、デジタルデータが実際に機器の中でどのように処理されており、タイミングの揺れがなぜ発生するのかという根本的な原理を理解することです。

          「ケーブルのヘソと音質調整 理論編 振動が時間軸を揺らす?」で金井氏が説明している原理は、別に金井氏だけが言っていることではなく、デジタルオーディオの世界で一般に認識されている問題です。

          それをあのページではたまたまケーブルを話題にしているので、例の一つとして端子で振幅の変調が起これば…と例示しているにすぎません。ハンダ付けしたところで振動が基板に伝わることには変わりません。物質にはすべて固有の振動モード(定在波)があり、スピーカーからの音圧がなくても、電流が流れただけでケーブルは振動します。

          ジッターのことを理解するには、前提としてデジタルのことをある程度のレベルまで深く理解しておく必要があります。だから、かないまるを読んでもよくわからないという人が多いのは仕方のないことかと思います。実際に、コピーすると音が変わるということを、あの端折って書き流した説明を一読して理解できる人は少ないと思います。

          しかし、だからといって説明がわかりにくいと金井氏を非難するとしたら、人が趣味で運営しているホームページを読む立場の人間の姿勢としては筋違いだと思います。金井氏は別に自分のホームページで論文を発表しているわけではありませんし、読み手からお金をもらっているわけではありません。個人運営のホームページという性格上完璧な説明を求める権利が読み手にあるはずもありません。金井氏はメールで質問を受け付けていますから、もし疑問がわいたのなら、いい機会なので直接メールで質問すればいいと思いますよ。本を読んで勉強するという方法もありますね。

          私も一度質問したことがありますが、私の質問内容を越えたところまで実に詳細な説明が返ってきました。2.5インチHDDの音が悪い理由は3.5インチとの比較で書いてあったと思いますが。

          かないまるに限らず、私の場合他人のホームページを読むときは、「面白いネタをありがとう」と思って読んでいます。そこから先は自分でどうするかの問題ですから。その意味でかないまるやPCオーディオ実験室は楽しませてもらってますよ。

          1. ninoさん

            話は変わって素朴な質問ですが、私はBug headを使用し、USB3に接続した3.5HDDからwav fileを読み込んでいます。NAS(3.5HDD使用)からの読み込みでは途中で停止してしまうので、そうしています。
            やはりLANの速度が遅いためでしょうか。
            また、NASからの方が外付けのHDDより音が良い(Cubox?)とのことですが、それも理解できません。理由が分かっていれば教えてください。

          2. ninoさん

            本意は、ninoさんが他人の意見を認めるのは良いとしても、拡大解釈
            気味である種の危うさを感じたので、御忠告の意味でコメントしました。
            取り上げた例も、貴方はどう考えますかという程度の物で、かないまる氏
            はどうでも良いです。
            個人のサイトですが、サイトにはソニーが承認した内容と明示してあります。
            要は良くも悪くも検閲した内容で、一般個人サイトのように、自由に書かれ
            た物では無いと受け取れます。

            以下はninoさんへの反論?質問?
            2.5インチと3.5インチの音の違いは、モーターとデーター用の電圧の違いと
            しか書いてありません。
            電圧が分かれていると音が良いとする理由は何処に書いてあるのでしょうか。
            ケーブルの件は、振動(音圧による)が電気接点の接触抵抗を変化させる
            ことで音質に影響すると書いてあります。
            つまり、電気接点を問題視しているわけでケーブル自体の振動では無いです。
            また、電気接点はアナログ時代から指摘されていたと思うのですが。
            本来なら一行済むことを、へそ理論なる自説のために長々と書いている
            だけです。

            一応個人サイトなので、どのように書こうが他人は干渉できませんし、
            するつもりもありません。
            ただ、結果だけではその信憑性と書き手の誠実さが疑われると思います。
            例えば、この製品に変えれば音質アップ間違いなしとだけ言われて
            信用できますか。
            だから話半分です。

            コピーの件は、端折った所に真実があると思います。
            読み取った時のノイズとは一体なんの事でしょうか。

          3. (´・ω・)y–oO○ エート・・・、まあ、この辺にしませんか。

            ただ、私の意見を一言述べさせて頂ければ、PCオーディオにおいては現時点では全てにおいて「禁欲的」であるべきかと思っています。

            アマチュア的試行錯誤で「音質が改善した」という主張に対してオカルトだと批判するのも、それを絶対視するのも禁欲的でありたいと思います。本当に値打ちのある試行錯誤ならば多くの人が追試をするでしょうし、その追試の結果によって可否を決すればいいと思います。
            また、理論においても、「一つのこと」に決めつけることに対しては禁欲的でありたいと思います。
            確かに多くのことを「ジッター」に起因させるのは有力な論拠だとは思いますが、それに決めつけてしまえるほど「デジタルの世界を私たちは理解できていない」という禁欲的な姿勢も必要ではないかと思うのです。

            この事への一つの教訓的なエピソードが「飛行機が飛ぶ理由」でしょう。

            つい最近までは「どうして飛行機は飛ぶの?」なんて聞けば、「ベルヌーイの定理」あたりを持ち出してきてとくとくと説明してくれたものです。
            しかし、真面目に考える人ならば、「ベルヌーイの定理」の前提が「仮説」でしかないことはすぐに思い当たります。風洞実験をやっても、その前提が必ずしも成り立っていないこともよく知られています。しかし、その前提は崩れても翼の上を流れる空気のスピードは下を流れる空気よりも速くて、結果としてその違いが揚力を生み出して飛行機を空中に浮かべてくれることは間違いありません。

            つまり、重要なことは、人は「ベルヌーイの定理」に従って飛行機を作り上げたのではなく、数え切れない試行錯誤の末に飛行機を空に飛ばせ、その性能を進化させてきたのです。「ベルヌーイの定理」なんてのはその試行錯誤の結果に対する不完全な後付けでしかありえません。しかし、その仮説は飛行機の性能を向上させていく上では大きな役割を果たしましたから、それはそれで立派な理論です。
            そういう意味で、理論というものは基本的には「仮説」でしかありえないということです。

            それを「真理」と考えてしまえばすべての進歩を歩みを止めてしまいます。
            そんなわけで、私は全てに対して禁欲的でありたいですし、何よりも歓迎したいのはアマチュア的突撃精神に貫かれた試行錯誤の報告です。

          4. HSさん

            金井氏のページの内容について、私に質問されても困りますね。参考として紹介はしましたが、私もかないまるを隅から隅まで熟読しているわけではないし、HDDやケーブルのヘソ理論についてまでは私も紹介していないし、これについての疑問は、直接本人にお聞きくださいとしか、私からは言いようがありませんが。

  5. old boy さん

    >やはりLANの速度が遅いためでしょうか。

    16bit44.1KHzのデータに対してLANの転送速度が追いつかないということはあり得ないので、別の原因だと思います。

    >NASからの方が外付けのHDDより音が良い(Cubox?)とのことですが、

    HDD上に記録されたデータは、どこかにあるデータを読み取ってHDD上に書き込まれたものであり、読み取りや書き込み時に必ず発生するノイズの影響と、書き込むときの誤差により、波形はすでに当初のものから崩れています。再生時にはこの崩れた波形を読み取って処理していくわけですから、どんどん崩れが大きくなり、タイミングのずれも大きくなっていきます。この点では、デジタルデータというのは(音楽再生を前提にした場合ですが)アナログデータに似ています。

    ここでいうノイズとは、0と1が反転するタイミングでデバイスの電源がオン(1)またはオフ(0)になりますから、そのときに発生するノイズのことで、デジタルデバイスが動作すれば必ず発生します。

    しかし、アナログデータと違ってバイナリデータとしては完全な形で維持されており、波形の崩れによって引き起こされる時間軸のずれが問題となるわけですから、この崩れた波形を新たなクロックで再構成して、もう一度きれいな波形に戻してやれば、厳密に元通りにはならなくてもある程度音質は改善されるということになります。新たなクロックでデータを再構成するとは、具体的にはLANやUSBのアシンクロナス転送のように、受信側がクロックを持つパケット転送が該当します。

    パケット転送では、元のデータがパケットに分解されてバラバラの状態で転送され、LANの場合はそれが受信側の新たなクロックで再構成されます。こうすることで元の波形の崩れがリセットされて、新たにきれいな波形となるよう再構成することが可能になります。完全にデータがリセットされるわけではなくそれまでのクセはある程度残りますが、このようなデジタルの性質はアナログとは大きく異なる点です。

    したがってLANを経由させるNASを使用することで、音質を向上させるということが原理的には可能になります。ただし、現実にはNASを使った場合は音質に影響を与える要因が増大し、最終的な音質はネットワーク全体の構成に大きく左右されるものですから、NASを使えば高音質になるという単純な話ではありません。うまく構成してやらないと、内蔵SATAからのほうが高音質であるということも普通にあり得るでしょう。

    USB接続の外付けHDDについては、内蔵SATAとの比較でも音質面であまりいい話を聞いたことがありませんね。私も音質は悪いと感じています。

    1. ninoさん

      早速教えて頂きありがとうございます。
      >16bit44.1KHzのデータに対してLANの転送速度が追いつかないということはあり得ないので、別の原因だと思います。
      この条件を書かなかったことにすぐ気がつき、すいませんでした。
      24bit,96KHzのwaveファイルの場合でした。確かに16bit、44.1KHzでは問題ありません。

      >USB接続の外付けHDDについては、内蔵SATAとの比較でも音質面であまりいい話を聞いたことがありませんね。私も音質は悪いと感じています。
      外付けの方がPC本体からの影響が少ないと思い、USB3対応のHDDケースを買ったのですが、今後は内蔵HDDからに変更しようと思います。

      1. old boy さん

        私の記憶では24bit,96KHzであっても100MのLANでまかなえるはずですが、なぜですかね。

        USB3のHDDについては試したことがありません。せっかくケースを買ったのなら電源を工夫するなどして一度やってみる価値はあると思いますが。

        1. ninoさん

          HDDケースにはUSB3とSATAの2つが接続端子があったので、両方試してみました。
          私のPCオーディオシステム(i5+Win7-hiface evo-DAC-1000)と私の耳では差が分かりませんでした。どちらもいい音でした。

    2. minoさん

      >NASを使えば高音質になるという単純な話ではありません。うまく構成してやらないと、内蔵SATAからのほうが高音質であるということも普通にあり得るでしょう。

      の件に付いて、私の環境の場合、上記の内容に当てはまる様で内蔵SATA増設HDDの方がNASより音質が僅差ですが良いと感じています。以前NAS関連に行った対策は、
      1:信号線(音楽データ用)にRLI-1をNASーハブ間とハブー mpd 間にそれぞれ1個の
        計2個を挿入。
      2:他のランケーブルにはフェライトコアーの取り付け。
      3:ハブとNASの電源を良質な物に変更。
      A:ハブの電源は3,3Vなので単一乾電池2個で代用。
      B:NASの電源は12Vで、友人より拝借した可変リニア電源を12Vに設定し運用。
      以上の対策を行いましたが内蔵SATAを超える音質には届きませんでした。従って現在はやむおえず内蔵SATA増設HDDで運用しております。他に何か良い対策は無いでしょうか。

      補足、これは私が経験したことですが、内蔵SATAの音質が良いと言ってもOSをインストールしてあるHDDと隣り合わせに設置すると音質が極端に悪くなります。この音はOSをインストールしてあるHDDに音楽データを入れて再生した時と同等になりますので、PCケース内で制約はありますが20cm程離して設置して有ります。又SATAケーブルも出来るだけ短い方が音質が良いので20cmと最短の物を使用しております。

      又、monoさんが仰っていた、

      >デジタルデータをソフトウェアレベルではなくハードウェアレベルでみると、その実体はアナログ信号

      と述べておられますが、この事を私なりに解釈すると以下のようになると思いますが如何でしょうか、間違い等あればご指摘戴けると幸いです。

      そもそも、デジタル回路と言うものはどこにも存在しません。これ程デジタル技術が発達しているにも拘らず、未だに実装されている回路はデジタルと謳っていますが、実態はアナログそのものです。例えばTTLICなどでは扱う信号は1と0ですが、この1と0を識別する為に通常コンパレータ(比較器)と呼ばれる回路を組んでいます、これはIC内部の回路図をを見れば分かる事ですがトランジスタの組み合わせで構成されており、この回路はハイゲインでDCから高周波まで扱う広帯域のアナログアンプそのものです。ですからOPアンプはDACのアナログ部などによく使用されていますが、これも簡単にデジタル回路に変身させる事が出来ます。この様な事で人類は未だに真のデジタル回路と言う物は発明していませんので、全てアナログ素子でデジタル回路を作らざるを得ないのです。この事を理解しておけば、なぜ実装回路を通るデジタルデータの実態がアナログ信号であり、ジッターが発生し、音質の変化となって現れるかが見えてくると思いますが如何でしょうか。

        1. 信号線(音楽データ用)にRLI-1をNASーハブ間とハブー mpd 間にそれぞれ1個の  計2個を挿入。
        2. 他のランケーブルにはフェライトコアーの取り付け。
        3. ハブとNASの電源を良質な物に変更。
          • A:ハブの電源は3,3Vなので単一乾電池2個で代用。
          • B:NASの電源は12Vで、友人より拝借した可変リニア電源を12Vに設定し運用。

        私はハブの電源までは変更していませんが、それ以外は全く同様の対策を取っています。やるとすれば、まあこのあたりということでしょうね。
        ただ、音質的にはおっしゃっているとおりあまり差は生まないですね。一番効果が感じられるのは「RLI-1」でしょうか。

        ただ、ひとつお聞きしたいのは、お使いのPCのOSの種類とハード構成です。できれば、この部分も「情報公開(?)」していただけると多くの方にとっても参考になるのではないでしょうか。

        デジタル回路と言うものはどこにも存在しません。これ程デジタル技術が発達しているにも拘らず、未だに実装されている回路はデジタルと謳っていますが、実態はアナログそのものです。

        これに関して言えば、デジタル信号といっても電気信号でやり取りをしているわけですから、どこまで行ってもその実態はアナログなんだと思っています。
        もし、本当にすべてをデジタル的に信号をやり取りしたければ、パンチカードでも使うしかないのではないでしょうか。もちろん、音楽データをやり取りできるほど高速に読み止めるカードリーダーは存在しないでしょうし、一体どれほどのカード量になるのか想像もつきません。結局は電圧の変動を0か1で読み取るしか現状では他に手はないのですから、たしかに時間軸でのズレが深刻な影響を及ぼすことは私のおバカな頭でもなんとなくはわかります。
        ただし、果たして問題はそれだけなのかという「幅」は残しておきたいとは思っています。

        1. Yunguさん

          >ただ、ひとつお聞きしたいのは、お使いのPCのOSの種類とハード構成です。

          OSはVine6.1 mpdで、PCはCPUにCore2Duo E8800 3.3GHzにメモりーは4GB、音源はSATA接続の増設HDD、400Wのスイッチング電源を載せたタワー型で運用しております。

          >果たして問題はそれだけなのかという「幅」は残しておきたいとは思っています。

          全くその通りだと思います、私もデジタル回路の不備だけが諸悪の根源だとは思っておりません。当初、音の入り口をデジタルで行こうと思ったきっかけは、単純に使い勝手がよく便利だからという発想しかありませんでしたが、これ程てこずるとは思いもしませんでした。

        2. >ただし、果たして問題はそれだけなのかという「幅」は残しておきたいとは思っています。

          本当にそれだけなのかどうかと聞かれると、私にもわかりませんが。ただ、仮に電圧の代わりにパンチカードを使ったとしても、素子がデジタル動作を行うことができない以上、「本当にすべてをデジタル的に信号をやり取り」することは不可能です。

          この場合のデジタル動作とは、0Vから例えば5Vまでの電圧の変化が遷移時間0で行われるという意味です。これが実現できて初めて説明でよく見かける理論上のデジタル波形が実現され、すべてをデジタル的に処理できるようになり、ジッターの問題も解決するでしょう。

          こんな動作が可能な素子は現実には存在しませんから、御田氏などはデジタル機器のことを「広帯域アナログ機器(回路)」と呼んでいます。つまり、デジタル機器という呼び方は便宜的なものであって、PCなども含めて本質的にはすべてアナログ機器であるということになります。現実にはこれに、0と1が反転する時に発生するスパイクノイズや量子化ノイズ、スピーカーの音圧による振動など、その他もろもろの要因が加わるわけですから、少なくとも「バイナリが一致すれば音も一致するはず」なんてことは、もう恥ずかしくて言えませんよね。

      1. Fujiさん

        Fujiさんのようなケースは実際には多いのではないかと思いますね。SATAというのは非常に高速な規格で音質的には有利なようです。

        ここで思い出すのはTOSリンクのことです。TOSリンクといえば、同軸ケーブルに比べて音質が劣るとしてマニアには刷り込まれていますが、これは昔のTOSリンクが低速で波形が鈍るなどの理由でジッターが多かったことが原因のようです。最近のものは高速化されて、測定しても同軸ケーブルとまったく遜色が無いようです。光伝送によるノイズ遮断効果もありますから、適切に設計されたTOSリンクのほうが同軸よりも音がいいと主張する技術者もいるくらいです。

        LANの場合もNASやハブの性能によって音質が大きく変わります。量販店で入手できる家庭向けのものよりも業務用の高性能なもののほうが音質的にも有利で、これも処理速度が大きく影響するようです。この点で、PCは低スペックのほうが低ノイズで音がいいという通説にも疑問が生じてきます。

        後半部分については、その通りだと思います。デジタルの世界はデータレベルで見るか物理レベルで見るかによって変わってきます。0や1というのは一種の概念であって、物理的な実体はすべてアナログ要素で構成され、機器はアナログ動作しかできないということですね。

        1. minoさん

          >LANの場合もNASやハブの性能によって音質が大きく変わります。量販店で入手できる家庭向けのものよりも業務用の高性能なもののほうが音質的にも有利

          早速ご回答いただきありがとうございます。私の場合NASやハブはminoさんご指摘の通り量販店で入手できる家庭向けの低価格製品ですので、予算と相談しながら業務用の高性能なものの導入も視野に考えて行きたいと思っております。

  6. 本来の話題に戻ってLANケーブルの話ですが、比較的音に与える影響の小さいLANケーブルでも、じっくり聴きこんでいくとやはりケーブルの素性が音に現れるような気がします。そこで汎用のケーブルで音のいいものがないかさがしてみたところ、ミヨシのカテゴリー6ストレートケーブルに落ち着きました。シールドなしの何の変哲もないケーブルですが、端子部分も含めてケーブル全体が非常に柔らかい素材でできています。

    タイムドメインの由井氏が「ケーブルは細くて柔らかいものがいい。固いものは振動で音が濁る」ということを主張していますが、一理あるように思います。ケーブルの音というのは、メーカーの能書きはさておき、実際に触った感じがそのまま音に現れるような気がしています。このケーブルはクセがなく上品な感じのする音です。素材の柔らかさが音に反映されているように感じます。

    このケーブルの音がいいというよりも、単に個人的な好みに合うといった程度に受け止めてもらえればと思います。高級ケーブルと比べればおそらくそちらのほうがいいと思いますが。

    アコースティックリバイブのような単線ケーブルは伝送特性には優れるのですが、オーディオケーブルと見ると個性の強いものが多く、ケーブルが主張し始めるので、味付けとして一部に使用するならいいのですが、全部を単線で統一するような使い方はどうかと思います。最終的には好みの問題ですが。

    無線LANはデータ転送に使用するのではなく、ルーターとハブの分離に使用するのが最適だと思います。環境にもよりますが、ルーターの先につながるPCなどのすべての機器とその周辺機器の信号線と電源ラインが、LANケーブルを接続することによってオーディオ系の機器との間でループ形成してしまうというのは、音質面で大きなデメリットになるはずです。

    イーサネットコンバータを使用してルーターとハブ間を無線LANで接続してやれば、この問題を簡単に解決できます。特にインターネットで光ケーブルでなくADSLを使用している場合は、宅外のノイズまで拾ってきますから、これは効果的な方法だと思います。

    1. タイムドメインの由井氏が「ケーブルは細くて柔らかいものがいい。固いものは振動で音が濁る」ということを主張していますが、一理あるように思います。ケーブルの音というのは、メーカーの能書きはさておき、実際に触った感じがそのまま音に現れるような気がしています。

      これは私もそのように感じています。アナログ系のケーブルだけでなくデジタルでもおなじような気がしています。
      ただし、このあたりの「違い」というのは「良し悪し」のレベルではなく、もう「音作り」のレベルだと感じています。

      どちらにしても、こういうちょっとしたことで音が変わるということを楽しめればいいかなとは思っています。

  7. 突然ですが、ユングさん、minoさん、皆様、お尋ねしたいことがございます。Cuboxにて、他のOS(Vine Linux)をインストールしたいと考えており、USBでブートさせたいのですが全く反応が無く、黒い画面のままです。又BIOS画面も出ませんし、どの様にすれば良いか判らず困っております。Cuboxに付いて来るUbuntuはちゃんと立ち上がるのですが。どなたかご存知の方がおられましたら是非ともご伝授戴きたく宜しくお願い申し上げます。

    1. Cuboxにて、他のOS(Vine Linux)をインストールしたいと考えており

      目的はなんなのでしょう?
      音楽再生用にCuboxを仕立てたいのならば、みみず工房さんが配布してくれているイメージファイルを使えばインストールの必要もありません。
      イメージファイルの書き込み方については「初心者のための「CuBox」導入」
      http://www.yung.jp/bony/?p=2337
      を参考にしてください。

      いや、そんな人任せではなく、自力で構成したい!!というのならば、みみず工房さんに
      「サルでも作れる MPD on Arch Linux(1)(2)(3)」
      http://www.symphonic-net.com/kubotayo/articles/articles015.html#011
      というページがあります。
      現時点でCuboxを一から構成する上では最も親切で詳しいページかと思います。

  8. ユングさん
    >目的はなんなのでしょう?
    音楽再生用にCuboxを仕立てたいのならば、みみず工房さんが配布してくれているイメージファイルを使えばインストールの必要もありません。

    みみず工房さんよりイメージファイルDLし、すでにCuboxより音出しはすでに成功しておりますので、目的はもちろんVine mpdをCuboxにインストールし、どの様な音になるか確かめて見たいだけです。普通のPCであればOSを問わずイメージフィルをCDやUSBメモリ等にいれて起動すれば普通にOSのインストールが出来ますよね。私はそのつもりでCuboxにインストールしようとしましたが出来なかった為、この様な質問をさせて戴いただけなのですが。
    又、みみず工房さんの「サルでも作れる MPD on Arch Linux(1)(2)(3)」はリナックス音痴の私には難し過ぎます。

    1. 目的はもちろんVine mpdをCuboxにインストールし、どの様な音になるか確かめて見たいだけです。

      基本的にCuboxにVineはインストールできなかったと思います。Voyageなんかもインストール不可です。なので、「サルでも作れる MPD on Arch Linux」になるのです。

      たしか、そうだったと思います。

  9. Fujiさん

    それでCubox+みみずさんのイメージファイルと従来PC+Vine mpdの比較では、やはり後者の方が音はよいのでしょうか。これからCuboxにチャレンジしようかなと思っている私には非常に興味あります。

    1. old boy さん

      >Cubox+みみずさんのイメージファイルと従来PC+Vine mpdの比較では、やはり後者の方が音はよいのでしょうか。

      Cuboxを導入して1月程経ちますが、私の環境で、私の耳で評価した結果では、何度聞き比べても従来PC+Vine mpdの方が音質は良いと判断しております。但し、Vine mpdを運用しているのは私だけで他に事例は全くありませんので、私の独り善がりかもしれませんし、好みの違いだろうと言われるかもしれませんが、充実した低音域、厚みのある中音域はCuboxと同等だと思いますが、高音域の繊細さに関してはVine mpdの方が充実していると思いますし、私自身この差は大きいと感じております。

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