「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(14)~バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1960年11月9日~11日録音

この録音には見落とすことの出来ない歴史的な意味合いがあります。 それは、戦後一貫してカラヤンの録音を担当してきたウォルター・レッグとの関係が、この録音をもって終わりを告げたという事です。 ナチスとの関係がもとで活躍の場を

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(12)~バルトーク:管弦楽のための協奏曲 フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1955年10月22日録音

今さらこんな録音を取り上げてみても何の目新しさもないのですが・・・(-。-;) 、と言われてしまいそうなのですが、それでもこれほどのクオリティが1955年において実現していたと言うことは見ておく必要があるのです。 「TA

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(11)~ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」 (Vn)オイストラフ (P)オポーリン 1962年6月録音

おそらくこの録音も「演奏史」における価値を考慮してTAS Super LP Listにノミネートされたものと思われます。 しかしながら、ロストロポーヴィッチ&リヒテルによるチェロソナタは全集盤がリストアップされて

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(10)~ベートーベン:チェロソナタ全集 (Vc)ロストロポーヴィッチ (P)リヒテル

前回はグールドによるバッハのコンチェルトを「SPECIAL MERIT」にリストアップしているのは「鷹揚にすぎる」と述べて、それでも 「バッハのピアノ(チェンバロ)協奏曲というのは人類にとってはかけがえのない遺産です。

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(8)~ボロディン:交響曲第2番~アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1954年録音

大阪サウンド・コレクションに顔を出してきました。常軌を逸した熱さのせいもあってかいつもより人が少ないように感じたのですが、どちらにしても元気のある業界とは言えないようです。 聞かせてもらった「音楽」にしてもそれほど印象に

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(7)~ベートーベン:交響曲第6番「田園」~ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団

「優秀録音」を紹介する意味について、今回はもう一つのクエスチョンについて私見を申し述べておきます。 もう一つのクエスチョンとは、「音楽」を聞くことを重視している人にしてみれば「優秀録音=優秀な演奏」とは限らないのだから、

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(6)~ブラームス:アルト・ラプソディ ブルーノ・ワルター指揮 (Ms)ミルドレッド・ミラー コロンビア交響楽団

いわゆる「優秀録音」などを紹介して何の意味があるのですかという問いかけをいただきました。 振り返ってみれば、そんな事は自明のことだとしてパスしていたかも知れません。 この疑問の背景には二つのクエスチョンがあるようです。

Continue reading

「TAS Super LP List」をパブリックドメインで検証する(5)~モノラル録音の復権:モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 (Vn)ヨハンナ・マルツィ

「TAS Super LP List」は優秀録音のLPレコードをリストアップしているのですから、その大部分は「ステレオ録音」です。 それでは、リストアップされているレコードの全てが「ステレオ録音」なのかと言えば、そう言う

Continue reading